内容説明
基本は一人、ときどき二人。結婚62年、終活しつつ、楽しく暮らす術。
目次
第1章 老夫婦の「日々是好日」(料理をつくるのは妻の役目?;夫婦喧嘩を避けるコツ ほか)
第2章 愛する家族と忘れられない友人のこと(老夫婦から子どもたちへのメッセージ;孫たちに伝えておきたい大切なこと ほか)
第3章 老いと向き合う日々(運転に自信があっても、免許は返納;みんな年をとるのだから、いちいち悩まない ほか)
第4章 終活と最期に向けて(死と隣り合わせ;死ぬのは家で?それとも病院で? ほか)
著者等紹介
神津善行[コウズヨシユキ]
1932年1月、東京生まれ。麻布学園を経て国立音楽大学トランペット学部卒業。作曲を信時潔、服部正に、トランペットを中山冨士雄、北野博正に師事。交響詩「月山」、小交響詩「依代」などのほか、映画音楽を330作品担当。歌謡曲は「新妻に捧げる歌」「星空に両手を」など50曲を作曲。植物発信波の採取と研究で早稲田大学理工学部特別研究員となり、理工学部にて15年間講師を務める
中村メイコ[ナカムラメイコ]
1934年5月、東京生まれ。本名は神津五月。父は作家の中村正常。2歳半のとき映画『江戸ッ子健ちゃん』のフクちゃん役でデビュー。以後、女優として映画、テレビ、舞台などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なしこ
3
「人生のカーテンコール、それも老夫婦揃ってのカーテンコールは、なかなか味わい深いものだと思いませんか?ただし、味わい深いからといって、60年以上も一緒に暮らしている夫婦が飽きないでいられると言う保証はどこにもなく、実際私も神津サンにに飽きているし、神津サンも私に飽きていることはほぼ間違いないでしょう。」 メイコさんの軽快な語り口が面白い。 夫婦のリレーエッセイ。同じトピックに関してでも、お互いこんなことを考えているんだなぁというのがわかって興味深かった。物事を別の側面から見てみる、という感じ。 2020/12/04
たろろ
1
夫婦って他人なのに家族。死が2人を分つまで共に生きる相手であるならば、このお二人の話は同じものを見ても感じ方見え方が違ってもいいんだなぁと。相手を許せる関係がいいなぁと思う一冊。2023/11/28
ぱぴぷぺぽ
0
年を重ねての夫婦のありかた このご夫婦は素敵な関係だ。この境地に至るまでには長い年月がかかる。お見事!2025/04/13
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- 和書
- 母の家で過ごした三日間