内容説明
こわれていないのに11時59分で止まっているふしぎな時計がありました―。にしのあきひろ作品史上、もっとも残酷で、もっとも美しい物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
185
「ほんやのポンチョ」に続く第三弾、にしの あきひろの最新作読みました。にしのあきひろ史上、もっとも残酷で、もっとも美しい物語。という口上ですが、???でした。少しこのパターンは飽きて来たかも知れません。 https://www.youtube.com/watch?v=3PBzIwAGdlU2019/04/17
旅するランナー
107
奥行きのある絵が、相変わらず美しいです。能勢・妙見あたりの(?)幻想的風景も興味深いです。でも、ストーリーはギリギリセーフなレベルかなぁ....サックサック読めちゃう絵本です。2019/08/02
MI
100
ニーナと時計職人のチックタックの話。西野さんのえんとつ町のプペルが面白かったので他の作品もと思い読んだ絵本。いつの日から、時計台の時計が11時55分で止まってしまった。ニーナとチックタックは今度夜中の12時に時計がなるのを2人でみようと約束した。しかしその約束は街の火事によって果たされることがなかった。ニーナがその日から姿を消した。2人の運命は。「1時間に1回だけ長い針と短い針が出会う。まるで恋人みたいだね。」とニーナはいった。絵が綺麗で心が和んだ絵本。2023/05/18
mio217
59
先日、西野亮廣さんの個展「〜チックタック〜光る絵本と光る満願寺展」へ行った際に、感動しすぎて涙し、その場で絵本購入。活字だけもよいけれど、絵本の良さが改めて身に染みた。キャラクターの表情や、風景、ストーリーが美しくて純粋に感動した。「12時は必ず訪れる。11時台は短針と長針が重なる事がなくて、もどかしくて嫌になる。けれど、12時では必ず重なる。だから人生の11時台がきても、辛くても大丈夫。必ず12時はくるから。」絵本から溢れるメッセージに勇気をもらいました。西野亮廣氏、類まれな才能の持ち主です。2019/05/18
yomineko@猫と共に生きる
51
絵がとっても綺麗。日本語の下に英語が抱えていて良かった!!!2019/10/22