出版社内容情報
会社のためにがんばったのに、なぜ報われないのか? なぜ自分や家族がこんな目に遭わねばならないのか? 苦悩の中で、私は物事を楽観的に見るコツを身につけました。それが「期待するのをやめる」ことです。孤独や不安を小さくするには、過剰な期待を持たないに限るのです――(「はじめに」より)
<内容抜粋>
・あなたは自分が思うよりも幸せになれる
・人間関係は情や愛で考えない
・義理は積極的に欠いていい
・私は「尊厳死」を選ぶことにした
・『7つの習慣』から学んだ「自己愛」の大切さ
・「ドケチ」は最高の褒め言葉
・「少しだけ病気」くらいでちょうどいい
・モノを捨てられない人は教養のない人 等…
内容説明
うつ病の妻、自閉症の長男を支えながら死に物狂いで辿り着いた東レ取締役。しかし、妻が2カ月後自殺未遂。そして突然の左遷―壮絶な半生から学んだ哲学とは。人生の暗夜は本書で照らせ!
目次
第1章 人間関係は情や愛で考えない(老後の安心は「人間関係」がカギ;自分の世話は自分で焼こう ほか)
第2章 自然体で老いてみよう(「未来を見つめる力」のある人は老いぼれない;「計画主義」で老後の人生に備えよう ほか)
第3章 死ぬまで楽しく働こう(「自分磨き」はもういらない;働くことに勝る生きがいはない ほか)
第4章 お金の不安におびえるな(「晩年はシェアハウス」も一興;「ドケチ」は最高の褒め言葉 ほか)
第5章 謙虚さが豊かな老いをつくる(健康に対して謙虚であれ;「病気自慢」はするな ほか)
著者等紹介
佐々木常夫[ササキツネオ]
1944年、秋田市生まれ。株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。69年、東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。しばしば問題を起こす長男の世話、加えて肝臓病とうつ病を患った妻を抱え多難な家庭生活を送る。一方、会社では大阪・東京と6度の転勤、破綻会社の再建などさまざまな事業改革に多忙を極めたが、いかにワークライフバランスを保つかを考え、定時に帰る独自の仕事術を身につける。2001年、東レ株式会社の取締役に就任。03年より東レ経営研究所社長。何度かの事業改革の実行や3代の社長に仕えた経験から独特の経営観をもち、現在経営者育成のプログラムの講師などを務める。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職を歴任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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