怖いへんないきものの絵

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怖いへんないきものの絵

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344034037
  • NDC分類 723
  • Cコード C0095

内容説明

『怖い絵』と『へんないきもの』が、まさかの合体。アルチンボルドの魚、クラナッハのミツバチ、ルーベンスの狼、ペルッツィのカニ…。不気味で可笑しい名画の謎に迫る!

目次

全裸でサメに襲われる理由―『ワトソンと鮫』コプリー
魚介類にも神の御心を―『魚に説教する聖アントニウス』ベックリン
オオカミはなぜ「ワル」なのか―『赤ずきんちゃん』ドレ
ローマを建国したオオカミ少年―『ロムルスとレムス』ルーベンス
怪物を切ったのは誰だ―『ペルセウスとアンドロメダ』メングス
強敵に、男一匹立ち向かえ―『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』ペルッツィ
挟まれ、噛まれる少年たち―『カニに指を挟まれる少年』パオリーニ
ミツバチで人類は滅ぶのか?―『ヴィーナスとクピド』クラナッハ
ハエで人類は復活できるのか?―『聖母子』クリヴェッリ
偉大なる母の宙返り―『コショウソウとピパ』メーリアン
生物多様性を絵にしてみたら―『水』アルチンボルド
罪と、汚れと、愛らしさと―『美術鑑定家としての猿たち』マックス
進化と神罰の符号『人間の堕落』グース

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
作家、ドイツ文学者。北海道生まれ。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍

早川いくお[ハヤカワイクオ]
著作家。1965年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。広告制作会社、出版社勤務を経て独立、文筆とデザインを手がけるようになる。近年は水族館の企画展示などにも参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

196
こうして本にならなければ、どちらもふ~んと見過ごしていたな多分。見方ひとつ、受け取り方ひとつで、こんなにも楽しくなるんだ。「木を見て森を見ず」って言ったのは誰だ?これは「木を見て森も見る」感じ。これはもうレビューなど不要かと・・『不気味で可笑しい名画の謎に迫る』の帯はまんまでした。まだまだたくさん不気味で可笑しい絵画があるに違いない。2019/02/05

徒花

131
まあまあ。「怖い絵」シリーズでおなじみの中野京子さんと、ベストセラー『へんないきもの』の早川いくをさんの共著。へんないきものが描かれている西洋絵画を中野さんにセレクトしてもらい、早川さんがツッコミを入れながら中野さんとかけあいをしていく内容。ぶっちゃけ、へんないきものはでてくるけど、じゃあそれが「怖い」かというとそうでもないので、タイトルにはちょっとズレすぎ。ただ、ユーモアあふれる2人のかけあいは楽しいし、西洋絵画×生物知識という切り口は発想としておもしろい。あんまり知らない絵ばかりだったのもよかった。2021/07/21

ハイランド

127
題名から判る通り「怖い絵」と「へんないきもの」の二大人気シリーズのコラボ企画。中野節を期待する向きには物足りないかも。早川氏主導で話が進み、中野氏が彼の質問に答えるというスタイルだから。とはいえ話がかみ合っているのかいないのか、おしゃれな漫才を聞いているような感じ。アルチンボルト以外は初見の絵ばかりで楽しめたし、はじけるヴィーナス、カニに指を挟まれる間抜けなおっさん、失礼少年、やたらリアルなコモリガエルと何とも間抜けな絵が多く、これはこれで楽しめた。なんだか「怖い絵」コラボ企画が増えそうでちょっと楽しみ。2019/06/09

トリオネア

124
この中では『美術鑑定家としての猿たち』が一番好き。猿嫌いだけど。人は猿によく似ている。ヨーロッパでは猿は罪悪の象徴だったそう。10年前のバンクシーの風刺画、チンパンジーの議会が高値で落札され話題になっていた。イギリス議会を描いたものらしいが、日本もまったく同じような物だし、それを見て支持する者、反対する者、無関心な者も同じ猿山の猿なのだろう。同族嫌悪。2019/10/07

kinkin

105
変わった絵があるものだ。全裸でサメに襲われている絵、魚に説教する聖アントニウス、赤ずきん、カニに指を挟まれる少年、大海蛇の巣穴他。へんないきものの著者早川いくを氏と中野京子氏の対談形式で解説されていたがこの解説はあんまり好きではなかった。ただ単に絵を楽しみたい。洋画でなくても日本の浮世絵も堂々と変な絵がある。妖怪を描いたりタコと女性、春画わたしは日本の浮世絵のほうがずっと好きだなあ。図書館本2020/03/01

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