内容説明
なぜ、強豪校はノートを書くのか?夢も、悩みも、不満も、希望も。綴ることで「今日の自分」をアップデートせよ。甲子園強豪校の「常勝の秘策」。
目次
01 智辯和歌山高校(和歌山県)―打倒・大阪桐蔭を誓う 「聞けないことを聞く」ノート
02 大阪桐蔭高校(大阪府)―考える力を促す主将力 「日本一への道」を作るノート
03 乙訓高校(京都府)―Wエースの「1」番争い 「考えを広げる」ノート
04 智辯学園高校(奈良県)―「史上最弱年代」から「最強」へ ノートが変えた名門の姿
05 横浜隼人高校(神奈川県)―課せられた二つの戦い 「未来を育てる」野球ノート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜明けのランナー
7
来年の甲子園出場を占う秋季大会が各地区でおこなわれている。残念ながら、我が県は出場は厳しくなってしまった。しかしながら、高校野球児は野球に対しての姿勢はもちろんのこと、挨拶やマナーに対しても凄く美しさを感じる。あたりまえのことを、誰にも負けないくらい、繰り返し行う。ノートに描かれている文字は自分だけのものでなく、そのチームの鏡のようなもので、どんな消ゴムでも消えない永遠の宝物なのだ。2018/10/24
Yasuhiro
2
図書館本2022/03/24
イチゴタルト
2
3年間書き続けると振り返ったときに監督に言われたことや成長度合いがわかるのは良いことですよね。特に大阪桐蔭主将福井選手の野球ノートの濃さプレッシャーが伝わってきて苦悩の日々を送っていたんだなと。2年生根尾藤原柿木など2年生の注目度が高い中でどうまとめるかそして自分自身も成績を残し続けることは容易じゃないわけで西谷監督のアドバイスも活用しながら成長していく姿も惚れますね。今回で野球ノートが最後となってしまうのがもったいないと思います。これからも出版してほしいな~2018/09/08
おまみ
1
書くことは考えてなければ書けない。さらに動きを言語化するのは客観的な見方が必要。野球ノートは野球が上手くなるために書くのはもちろん、人として、これからにつながる力も育んでいると感じた。2022/08/19
Mi-tan
1
人ってこんなに一生懸命にただ一つのことについて考えられるんだなぁ。素晴らしい。