阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344033214
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

内容説明

40代、独身、女芸人である妙齢2人の地味おもしろい同居生活エッセイ。書き下ろし恋愛小説「ふきのとうはまだ咲かない」(姉・渡辺江里子)、「3月のハシビロコウ」(妹・木村美穂)も収録。

目次

第1章 阿佐ヶ谷ふたり暮らし(6畳1間の布団事情(エリコ)
虐げられている物達(ミホ)
似たもの同士、でも。(エリコ) ほか)
第2章 妙齢事情(妄想老後(ミホ)
占い師全員に「今年は最悪」と言われて(エリコ)
カーブスはおばさまの聖地です(ミホ) ほか)
第3章 引っ越し騒動(私達、引っ越し検討し始めました(エリコ)
理想だらけの物件の条件(ミホ)
内見珍道中(エリコ) ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

394
ホントに赤の他人とは思えない仲の良さだよね。阿佐ヶ谷姉妹のネタが好きだから、お互いの気持ちを尊重しあい、助けながら、これからも面白いネタを見せてほしいなあ。二人の性格が、そのままエッセイに表現されてる感じ。江里子さんの小説に思わずジーン!読んでて仲の良さ、コンビ愛が存分に伝わる、ほのぼの度120%のエッセイでした。2019/09/01

青乃108号

264
前々からときどきテレビで拝見していて、オバサンだけど俺の中では好感度が高かったお2人のエッセイ本。オッサンの2人暮らしは何だかとても臭そうで殺伐としてそうなのに、オバサン2人暮らしの何とも【のほほん】と微笑ましい事。何も考えず、芸人らしい言い回しにクスクス笑いながら少しずつ読んだ。ミホさんの「エリコ過多」発言からはじまる新居探しのドタバタにニヤニヤしながらおさまるところにおさまってこちらもひと安心。おまけで何とお二人がそれぞれ執筆した小説2編まで読む事が出来、満足の一冊でした。2022/05/26

あきぽん

188
あまりお金がなくても、ていねいに暮らす偽姉妹。お互いに踏み込み過ぎず、見栄も片意地もはらず、生活を楽しむ、新しいカタチの家族。優しく、ほっこりして、クスリと笑える、読むと幸せな気分になる本。お2人の人柄が偲ばれます。2020/09/14

milk tea

164
日々楽しみながら生活しているのが微笑ましいです。美穂さんの「月のハシビロコウ」も江里子さんの「ふきのとうはまだ咲かない」も、初めて書いたとは思えないほど味のある短編小説でした。2020/11/13

山羊沢あかね

121
阿佐ヶ谷姉妹の日常のエピソードをエッセイにしたもの。笑いあり涙あり、時には二人の小競り合いもあるけれども互いに尊重しあっているからこそ小さな溝は直ぐ埋まる。雨が降って地面が固まり、土壌が豊かになっていくように。二人の関係性の良さも垣間見え、ほっこり温かい気持ちになる。また、人情味溢れる阿佐ヶ谷の町の人たちも気持ちの優しい人が多くて、古き良き時代の昭和を彷彿させる。心が疲れてチクチクしそうになった時にまた手に取りたい一冊だ。2022/04/02

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