内容説明
捏造・虚報をせずにいられない朝日新聞の病理を暴く。いまだ私たちを蝕む呪縛からどうしたら解放されるのか?精神医学、精神分析、心理学から読みといた画期的論考。
目次
序章 護憲派イスラム論
第1章 精神科医が診る朝日新聞
第2章 GHQによるマインド・コントロール
第3章 GHQ極秘計画と“推定有罪”
第4章 日本人によるマインド・コントロール
第5章 左派エセ平和勢力の没落
第6章 戦後を精神分析する
第7章 変わる風向きと脱洗脳
終章 新しい地平線
著者等紹介
木佐芳男[キサヨシオ]
ジャーナリスト・元読売新聞ベルリン特派員。1953年、島根県出雲市生まれ。1978年、読売新聞社入社。外報部(現・国際部)、ニューデリー特派員、世論調査部(日米、日米欧、日ソの国際世論調査を担当)、読売・憲法問題研究会メンバー、ボン特派員、ベルリン特派員などを経て、1999年からフリーランスに。2013年秋、両親の世話をするため出雲にUターンした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ムカルナス
10
反日左翼の病理を心理学者の岸田秀氏らにインタビューし解き明かす。岸田氏によるとペリー来航以来の反米、攘夷、愛国などが本音である内的自己で、開国、文明開化が外に向かって現実的な対応をする外的自己という。太平洋戦争で抑圧してきた内的自己が暴発、敗戦後は外敵に東京裁判史観という外的自己を押し付けられるが、その屈辱や自身が軍国主義者だった過去を認めたくない意識が自己を外敵と同一化させ高みから日本(=内的自己)を非難し続ける分裂症的な反日左翼を生んだ。転向することはアイデンティティー崩壊に繋がるので中々出来ない。2018/07/22
トラ
5
朝日新聞に代表される「転向」の例を丹念に調べ上げた労作です。心理学的観点から「どうしてあっさり持論を曲げたり、なかったことにするようになるのか」を述べています。大本営の報道統制が始まる前から、朝日新聞等のメディアが迷走していたことも示しています。GHQによって朝日新聞が検閲に応じる「模範的機関」になったことには同情すべき点もありますが、ここ最近を見てるとおかしな方向にねじれていっている気がしますね……。2018/07/27
讃壽鐵朗
1
読売の朝日批判書2018/10/16
skr-shower
1
自虐史観や「あやまちはくりかえしませんから」に違和感を抱く人のために。日本人がいかにマインドコントロールされやすく、上から目線文化人が染まっているか例をあげ、心理学者らにインタビュー。戦争を正しく検証するのは難しいが、与えられた見解を押し頂くだけではだめだ。森加計問題で1年半つぶした野党議員の皆さんも、反対のための反対をやめて現実的に憲法問題を考えましょう。2018/07/22
startvalue
0
★★★★★2018/07/31