贖罪―偽りの小池都政で私が犯した過ち

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贖罪―偽りの小池都政で私が犯した過ち

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344032781
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0095

内容説明

「小池百合子の犬」と呼ばれた筆者が、慚愧の思いで告白する、小池ファーストの真実。小池都政こそブラックボックスだった!

目次

第1章 小池知事との決別(小池知事「分身」との大ゲンカ;そして私は更迭された ほか)
第2章 狙われた築地市場(築地に「失政」が凝縮されている;市場移転の経緯を振り返る ほか)
第3章 百条委員会に意味はあったのか(百条委員会の功罪;小池知事が仕掛け、世論が設置を促した百条委員会 ほか)
第4章 小池知事の正体(政治家・小池百合子の中身は「空」だ;矛盾しまくりの「AI発言」 ほか)
終章 贖罪(「離党」の決断は正しかったのか;市場移転問題における重い責任 ほか)

著者等紹介

音喜多駿[オトキタシュン]
1983年東京都生まれ。海城高校卒、早稲田大学政治経済学部卒。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループでのビジネス経験を経て、東京都議会議員(北区選出)2期目。「都民ファーストの会」東京都議団初代幹事長を務めるも、現在は無所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

24
情報公開を旗印に掲げて都知事に立候補した小池百合子氏だったが、ふたを開けてみれば都議会自民党の十八番である密室での政策決定や情報統制を踏襲していた。まさにミイラ取りがミイラになるだ。本書はそうした小池都政の暗部・舞台裏を、かつての側近が暴露していく。「都民フの党代表が、党議員にすらなんの相談もなく交代となった。このことに異議を申し立てたところ、”規約通りに党代表の交代はなされており、何の問題もない”という返答があった。だが党の規約は議員に公開されていない」というブラックユーモアがまかり通っていたらしい。2018/10/29

とみやん📖

9
自意識過剰で、あやしげな雰囲気を醸し出す、若手地方議員の一人だが、自分の主義主張を明確に表明し、誤りを素直に認めている点を評価。 報道やSNSで明かになっている情報が多いが、二年の小池フィーバーを振り返るには適当な本。2018/04/13

bluemint

8
前都知事の意思決定におけるブラックボックス化を痛烈に批判して当選した小池現知事が、自らもブラックボックス化してしまうという皮肉な過程が露呈してしまった。著者は揺れ動く知事の行動を、一時は内部から支えたが、彼女の変節と側近達により離れざるを得なくなった。通常の政治家なら清濁合わせ飲む、と言い訳をして大勢に付くこともある。しかし著者はそれは都民からの期待に背くものだと考える。彼女は「空」だという。状況が変われば躊躇無く乗り換える。敵役を巧妙に作り出し、世論を味方につける。それは今に至っても変わらない。2020/04/04

ゆうゆう

7
一時期消えた?ような気がしたが、そんなことがあったのか。なんというか、こういう商売の人は露出し続けてなんぼではないのか。想定外に巨大化した組織の統制をとるのに必死だったのかと思うと、なんだか裏側見せられたくない気がする。石原さんの証言をそう評価するのかというのは、知らなすぎた。ちゃんと振り上げた拳の下ろし具合を用意してくれたのに、豊洲はどう着地するのだろう。自治法変わって小池さんが再選しても任期変わらずも知らなかった。東京、迷走してるのか、名走してるのか、どっちなんだ?2018/04/30

謙信公

6
小池百合子という人物を「空」と表現。風を読む、風に乗る、風のタイミングを図る、風により意見、政策はコロコロ変わる。政治家としての理念も信念もなく、まさに「空」。「ブラック・ボックス」「いつ・どこで・誰が・何を決めているのかわからない」と目の前の政敵を倒したが、権力を掴むと自身が「ブラック・ボックス」になるという矛盾、党規約に則って事を進めると言いながら、党所属議員にすら規約が公開されない矛盾を堂々と行う。著者にとっては詐欺に合ったと思うしかないのかな?現在、参議院議員。まだお若いので、今後を期待してます。2019/11/29

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