内容説明
糖尿病だけでなく、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、肺炎も。日本人の8割がかかっている歯周病=慢性炎症は、こんなに怖い!糖質制限より、まず歯磨き!
目次
第1章 大人も子どももみんな糖尿病(40歳以上の男性2人に1人は糖尿病か糖尿病予備軍;健診でチェック!ヘモグロビンA1c5・7は黄信号 ほか)
第2章 「慢性炎症」でつながる歯周病と糖尿病(歯周病の治療で糖尿病が劇的に改善―インスリン注射を打たなくてよくなったAさん;歯のまわりと内臓脂肪で同じことが起きていた! ほか)
第3章 お口に花を植えましょう(お口の中には700種類の善玉菌と悪玉菌;洗口剤やお薬の使用は戦争と同じ ほか)
第4章 お口だって洗ってほしい(人生の大後悔「歯の定期検診を受ければよかった」;「8020」は後ろ向き。死ぬまで28本を! ほか)
第5章 お口から健康になる5つの習慣(歯科医院での定期清掃;歯間清掃 ほか)
著者等紹介
西田亙[ニシダワタル]
医学博士・糖尿病専門医。広島市生まれ。愛媛大学医学部卒業。愛媛大学大学院医学系研究科修了。大阪大学での基礎研究生活と愛媛大学糖尿病内科での臨床研究生活を経て2012年、愛媛県松山市に、にしだわたる糖尿病内科を開院。糖尿病の予防を国民に啓発することを使命とし、医科歯科連携の重要性を伝えるために全国各地での講演や、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅ちゃん
20
2018.12.05風が吹けば桶屋が儲かるではないが、口内環境が糖尿病と密接に関係しているらしい。トイレでお尻を丁寧に洗う暇があれば、口を洗った方がいいという説はもっともだと思う。もちろんどちらもきれいにするのに越したことはないけど。夕食をできるだけ早い時間に済ませ、夜食を我慢してすい臓を休ませないとインスリン分泌能力が衰える。だから、夜中にお腹が空いたら、お腹に手を当て内蔵の泣き声に耳をすませること。私のすい臓もきっと悲鳴をあげてるやろうから、気をつけようっと。2018/12/05
わった
15
大変わかりやすい内容でした。難しいことをかみ砕いて説明されており、医療用語などに疎い方でも一冊まるまる理解することができます。何より、先生自ら立証されているのが説得力があります。医療関係者はもちろん、糖尿病患者さんは必読かと思います。ほんとに科に分けている場合ではなく、横の連携をして患者さん一人を見る時代がきていますね。2018/07/16
naobana2
10
毎日丁寧に磨きます!2018/11/03
凌🔥年300冊の読書家🔥
4
健康関係で、 食事、運動などは読んできたが、 たまに、取り上げられる歯については 無知&無行動だったので購入。 歯は脳に近い。 神経もはぐぎの状況によってはむき出しに。 悪い物質も血管を通って体へ。 歯のケアは全身のケア2019/05/14
ma
2
今からできることをやるしかない。唾液は霊水、清めの水。s2023/07/30