出版社内容情報
77歳でキヤノン電子の代表取締役を務める酒巻久氏に学ぶ、現役でも退職後も「必要な人」でいる方法!
内容説明
現役でも退職後でも「必要な人」でいるには。知識を最新に更新する。出世しても雑用をいとわない。スマホ時代だからこそ、ベテランは本を読め。仕事でも家庭でも、最良の居場所をみつける法。
目次
第1章 現役でも退職後でも「必要な人」でいるには(「残りたい」ではなく、「残ってほしい人」になる;若い頃と同じことを続けられるか ほか)
第2章 裾野を広げ、知識を役立つものにする(教養の積み重ねこそが独創性を生むカギ;時にはアーティストになってみよう ほか)
第3章 人生を豊かにする読書術(自分流の本の読み方を見つける;迷っている時は肯定してくれる本を読む ほか)
第4章 これからの人生に自分の居場所をつくる(余生という時期はない;かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻む ほか)
著者等紹介
酒巻久[サカマキヒサシ]
1940年、栃木県生まれ。67年キヤノン株式会社に入社。VTRの基礎研究、複写機開発、ワープロ開発、総合企画などを経て、96年、常務取締役生産本部長。99年、キヤノン電子株式会社代表取締役社長に就任し、環境経営の徹底で高収益企業へと成長させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
14
定年後も会社に残ってほしい人とは、「出世しても雑用ができる人」あるいは、「自分で何でもできる人」らしい。2023/06/15
マラソンマン
8
結果にこだわらず、全力を尽くす2018/02/27
まっつぁん
4
50代になり、60歳が現実味を持てるようになり、手に取ってみたが、内容は今春に社会人になる長女が読むといい内容。「人の上に立つ人間は『自己犠牲の精神』が欠かせない」 余談だが第六潜水艇佐久間艇長に関する本が読みたくなった。2019/01/03
kaz
4
「いざという時に役立つ存在になる」「事前準備をする」「経験を積めば積むほど勉強する」「小さなルールこそ、厳しく守る」「仕事も趣味も先延ばしにしない」「読者ではなく実践者になる」「余生という時期はない」「年長者の役割は若い人を見守り育てること」「夢を持つことに年齢は関係ない」等々、これからの自分に必要な心構えが並べられている。内容は納得できるものばかりだが、著者自身のちょっとした自慢話のようになっている部分はやや冗長。項目をピックアップしながら飛ばし読みすれば良い。2018/03/18
微風
3
60歳から読んでは遅い! せめて40代,できれば30代に一度読んでおいた方が良い2018/08/21