内容説明
今、世界でもっとも注目される日本人科学者が描く希望の国のグランドデザイン。
目次
はじめに なぜ今、僕は日本再興戦略を語るのか?
第1章 欧米とは何か
第2章 日本とは何か
第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか
第4章 日本再興のグランドデザイン
第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
第6章 教育
第7章 会社・仕事・コミュニティ
おわりに 日本再興は教育から始まる
著者等紹介
落合陽一[オチアイヨウイチ]
1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
250
日本について歴史的観点から、今後をみてこういう事をしたら良くなるんじゃないかとか、興味深く読めた。少子化も高齢化も捉え方次第でチャンスにもなると思えた。2019/03/24
徒花
163
おもしろかった。高齢化とか少子化というネガティブに捉えられがちな特徴を活かし、これからの日本がどのような成長を目指していくべきか、そしてそのような社会の中で個人が活躍するためにはどのような意識が必要なのかがわかりやすくまとめられている一冊。人口が減少すると言うと悲観的に考えてしまいやすいが、そのような不安・不満があるからこそテクノロジーは発展し、人口に膾炙していくものなのかもしれない。2019/07/18
Emperor
149
どうやら、今の日本はこの本を必要としているようだ。2018/06/24
ショウジ
116
筆者のことはテレビを見ていて知りどんな人なのだろう?と思っていたところ本書を書店で見つけてたので購入しました。本書を読んだ感じでは、日本のことをしっかりと考えている若者と感じました。日本はカースト制が向いている国と言われると一瞬ドキッとしますが、そのほうがコミュニティを形成しやすいのかなと感じました。そして、筆者のいう『自らの属する複数のコミュニティの利益を考えて意思決定』していくことほうが実はやりやすいのかなと思いました。地方自治体に対してもICOを提案しているところはすごいですね。考えつかなかったけど2018/03/15
なかしー
110
落合陽一さん初読本。 少子高齢化で嵩む福祉医療費、将来貰えなくなる?年金問題、経済伸び悩みで先行き不透明、学力テストも上位陥落等などこの先日本はどうしていけば良いのか?不安について著者が考える日本再興戦略論。 特に著者の得意なAI、アートやアカデミックな視点からの斬新なアプローチはとても興味深い。 今後の働き方はポートフォリオワーカー=百姓と言うのが言い得て妙でした。これについて堀江さん、箕輪さん、岡田さん、中田さん等など様々業界人が似た結論や体現されているので納得が行きました。2020/03/15