出版社内容情報
電通史上最年少でクリエイティブの最高職位に就任した鬼才が放つプロとしての怒りと軌念の叫び。ビジネスパーソンの心に突き刺さる、鋭利で本質的なメッセージ
内容説明
結局、猛烈に望むしかない。死に物狂いであがくしかない。電通史上最年少でエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターになった鬼才が放つ思考の技術集。
目次
第1章 初心
第2章 挫折のあとに
第3章 貪欲に考える
第4章 企画する。伝える
第5章 解決の糸口
第6章 岸組の流儀
第7章 すべてはチームの熱量
第8章 プロとして生きる
著者等紹介
岸勇希[キシユウキ]
1977年、名古屋市生まれ。東海大学海洋学部水産学科卒業。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。2004年電通入社。2008年『コミュニケーションをデザインするための本』を上梓し、広告界にコミュニケーション・デザインという概念を提唱。以後、同領域の第一人者として業界を牽引。2014年に電通史上最年少でエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに就任。2017年4月に電通から独立。「株式会社刻キタル」を設立、代表取締役/クリエーティブ・チェアマンに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
257
一言で説明すると、超優秀な元電通マンの仕事に対する意気込みを集めた語録。あとがきで本人も述べている通り、かなり暑苦しい言葉ばかりで、具体的なテクニックなどはまったくかかれていないが、読んでいるとやる気が湧き出てくるかもしれない。1見開きで1項目完結のため、ちょこちょこ読めるし、デザインにも相当こだわっている。読みたい、というよりも「なんか持っていたくなる本」という感じがした。2017/12/26
harass
72
Kindle Unlimited.『電通史上最年少で、エグゼグティブ・クリエーティブ・ディレクター』になったという元電通社員の著者が8年間Twitterにあげていた言葉をまとめたもの。いいこと言っているが、たかが言葉であるとも言えるし、問題なのは実績、誰が言っているかなんだがなあとか、ネットのまとめサイトでいいやんとか、いろいろ否定的な意見が頭に浮かびつつ流し読みするが、「おわりに」でそれらは自覚しているとの記載。ちなみに著者は数年前にパワハラ・セクハラで告発され、本人が認めている。2020/03/01
Kentaro
37
始めない限り、成し遂げる日は絶対に来ない。だからやり始めるのだ。やってみることで、自分のいたらなさや、改善点、相手を見極める眼力、そして謙虚であることの難しさもわかってくる。やってみると言う勝負をかけて、負けても、やらないよりは、得るものが大きい。無理難題、理不尽、不快、不愉快、不条理、憤り、怒り、嘆きといったネガティブな状態が続くと卑屈になる。 アイデアは思い付くだけなら1,000人位いる。それをどう具現化しようかと100人は考える。そこから実行に移すのは1人いるかどうかだ。それならどんどん実行しよう。2020/02/08
江口 浩平@教育委員会
20
【名言集】「悩みがないということは、負荷がないということ。負荷がないということは、成長をしていないということ。」岸さんの手にかかれば、悩みや怒り、不安といったネガティブな要素が情熱のエネルギーに転換する。「嫉妬しなくなったら仕事を辞めたほうがいい。」「衰退とは後退ではなく、挑戦しないこと。それはゆるやかな死。」など、読む者を鼓舞する言葉が並び、一つひとつに込められたプロ意識に驚かされる。泥臭く生きること、試行錯誤し続けることを肯定してくれる、数少ない名言集だと思う。2018/08/09
ルル
19
解釈力の違いで吸収が変化する本です(*^^*)つまり、抽象的言語をいかに自分の具体に置き換えて考えられるか⁉️2018/02/14