内容説明
女の子は長期戦、男の子は短期戦。0歳から高3まで、試行錯誤の集大成、大公開!
目次
第1章 女子の受験は長期戦でコツコツと安全型をめざすと有利
第2章 長女の東京大学理科3類合格記録
第3章 子どもを伸ばす母のキメ技。叱らず、比べず、手を貸すこと
第4章 子どもの能力を引き出す3歳までの育て方
第5章 子どもが「勉強って楽しい!」と思う学習習慣のつけ方
第6章 小学校低学年までに、ひらがな、1けたの足し算、九九を鉄板に
第7章 小学校時代にクリアしたい苦手克服法
第8章 問題集中心で効率よく実力をつける、中高時代の勉強法
第9章 確実に合格する大学受験のスケジューリングと科目別攻略法
著者等紹介
佐藤亮子[サトウリョウコ]
大分県生まれ。津田塾大学英文学科卒業。大分県の私立高等学校で英語教師として勤務後、結婚。現在は、子どもの勉強に悩む保護者のアドバイザーとしてメディアで発言するほか進学塾などで講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
59
概ねの考え方は賛成であり。勉強哲学もあって素晴らしい。本文中に出てくる読者?の質問からはほとんど僻みしかみえないのが残念。2018/03/08
けぴ
47
ファミリープレジデントで、上の三兄弟が理IIIに合格した記事を以前拝見しましたが、末の娘も理IIIに合格したんですね。凄いプシッシャーだったことでしょう。さすがに今後、4人合格は破られることない記録でしょう。少子化ですしね。母の佐藤亮子さんは元高校教師。それを生かして教育方法を編み出したよう。基本、数学含めて、問題集は写経のように写して覚えることが大切と。長時間考えて解く自力型より、記憶型の方が実力が伸びるとのこと。なるほどでした。2021/07/21
マエダ
43
何かを成し遂げるまでの過程は東大受験だけでなく参考になる。「手を抜かないこと」簡単な問題であっても暗算などで省略せずにきちんと解く事を言われているが、自身「省略する事」「手を抜くこと」だけを考えてきた人生で心が痛い。2022/11/29
たまきら
32
子供に彼女が費やした時間、そして様々な工夫に脱帽。そして、ぶれない姿勢ににっこり。徹底的に主観、でもそれってどこの親だってそうじゃないですか。習い事、ママ友との付き合い方、家での過ごし方。ある家族の人生の歩み方として、とても前向きなものを感じました。「受験に恋愛はいらないという発言で炎上した」という部分で大笑い。2019/08/29
アキ
28
「実家は楽しかったなあ」と子どもが思い出せる家庭に、というモットーがすべて。子どもらが勉強をするのに、野球選手が毎日素振りをするように、あたりまえにするとつらくありません。1万回童謡の歌と1万冊の絵本読み聞かせと過去問30年分とか天文学的な数字はかなり覚悟がないとできない。ひらがな、1けたの足し算、九九の3つは親の責任として必須と。引き算が苦手ならもっと足し算をさせるというのは目からうろこ!確かに。また開成の中学入試でひらがなの書き取りが出たのを思い出した。一番楽しんでたのがお母さんだったのは間違いない。2018/10/08