果鋭

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  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344030886
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

堀内信也、40歳。元々は大阪府警の刑事だが、恐喝が監察にばれて依願退職。不動産業界に拾われるも、暴力団と揉めて腹と尻を刺され、生死の境をさまよった。左下肢の障害が残り、歩行に杖が欠かせなくなる。シノギはなくなり、女にも逃げられる…。救ったのは府警時代の相棒、伊達誠一。伊達は脅迫を受けたパチンコホールのオーナーを助けるため、堀内に協力を求めてきた。パチンコ業界―。そこには暴力団、警察も入り乱れ、私腹を肥やそうとする輩がうごめいていた。堀内は己の再生も賭け、伊達とともに危険に身をさらしながら切り込んでいく。ワルでタフなふたりがクズどもを蹴散らす痛快悪漢小説!

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻学科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、「二度のお別れ」が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、「キャッツアイころがった」で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞を受賞。2014年、「破門」で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

203
黒川博行は、新作中心に読んでいる作家です。堀内・伊達シリーズは、初読でした。斜陽産業になりつつあるパチンコ業界の現状が垣間見られ楽しめました。裏街道のノウハウやネットワークに長けた元刑事のコンビは強力かも知れません。堀内・伊達のコンビと一緒に大阪で食い倒れてみたなぁ!2017/03/30

雪風のねこ@(=´ω`=)

143
割と懐かしいノリである。落ち零れの悪タレコンビが腐った世の中を裡から斬る。気持ちの良い位の関西弁と底力は魅力。ご時世なのか華々しさが無いのはご愛敬。関西弁が駄目ならお引き取り下さい。警察OBが絡んでくるまで忍耐かな。ま、ギャンブルなど胴元が潤う様になってるし権力との癒着は今に始まった事では無い。博打にゃ弱いけれど食い物の賭けには強く知性派の堀やん。度胸がある癖に嬶にからっきし弱い臨機応変の誠やん。中々淀んだ物語だけど中年コンビに徐々に愛着が沸いてくるのがミソである。2017/12/30

あすなろ

122
パチンコ業界の闇を描く。相変わらず黒川氏の筆は、下品で鋭い。大阪を舞台に選ぶところも効を奏すのであろう。例えば、クラブへ行って、女の子にいつもはどこへ行っているかを問われ、立ち飲み屋と返すクダリ。それらを総称して、読者の鬱屈とした気持ちを晴らしてくれるのが上手い。また知らず知らずに感じている闇を晴らすのも良い。パチンコ業界の闇は、長年の悪友と経営者側から知っているので、ま、そんな感じだろうとは分かるが痛快な読書であった。2017/05/07

R

101
だいぶかっこよく言うとダークヒーローなんだが、漫才みたいなやりとりで、元マル暴の刑事二人が調査員という肩書で、ヤクザのしのぎも真っ青な追い込みをかけていく物語。パチンコにまつわる悪いお金の流れがテーマになっていて、悪いやつがじわじわというか、あっという間に詰められて、次々と獲物が掘り返されていくという楽しさもあるのだが、やりすぎて、これはもうあかんのでわ、と背筋が寒くなるような危険もあったりして最高に楽しい。ドタバタコメディと騙されそうだが、実際は行き急いでいる男の物語なのがとてもよい。切ない。2023/09/27

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

95
84/100点 堀内・伊達シリーズの第3弾。パチンコ業界を舞台に、相変わらずの堀内・伊達のコンビが、金の臭いを嗅ぎ分けて大暴れする物語。安定感のある面白さで、前作の『繚乱』よりスケールが大きく楽しめました。現実のパチンコ業界の裏側を抉り出し、そこに黒川さん流の虚構を織り交ぜることで、物語にリアリティを出す手法は、今作でも感心させられました。また毎度の事ながらよく食べ、よく飲むシーンも、このシリーズの魅力の一つです。今回は二人ともヤクザに刺されたが、何とか死なずに済んだので、また次作で会えるのが楽しみです。2017/06/30

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