内容説明
運命の扉は重いほど中が明るい。音を失ったピアニスト、喜びと幸せの種をまく。
目次
第1章 運命の重い扉を開く(好きなこと、得意なことは神さまからの贈り物;絵とピアノが両親から受け継いだ私の才能 ほか)
第2章 自分らしいピアノ、自分らしい生き方(演奏者個々人の「信念」が正しければ音楽はまとまる;自分の思いと聴衆の思いがひとつになる。それこそがコンサートの魅力 ほか)
第3章 魂は不滅だと音楽は教えてくれた(人間一〇〇パーセント満たされることはないのだからいまを受け入れるのが一番;どんな仕事も必ず人生の経験として役立つもの。私の苦労も役に立っていると思いたい ほか)
第4章 ピアノの奥深い楽しみ、そして魔力(音楽は演奏家次第。どう表現するかが腕のみせどころ;人生を豊かにする聴き方。心で聴くということ ほか)
著者等紹介
フジコ・ヘミング[フジコヘミング]
イングリット・フジコ・ヘミング。ベルリンで生まれる。母の手ほどきでピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。東京音楽学校(現・東京藝術大学)を経て、文化放送音楽賞、毎日音楽コンクール入賞。その後、ベルリン音楽学校に1位で入学し、ウィーンではパウル・バドゥラ=スコダに師事。多くのクラシック界の権威にその才能を認められて支持を獲得しコンサートを行っていたが、聴力を失うアクシデントに遭遇。1999年にリサイタルとNHKドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD『奇蹟のカンパネラ』他をリリースし、クラシック音楽界では異例の売上げ枚数で日本ゴールド・ディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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