内容説明
なぜノーベル賞を多くとれるのか?なぜ技術力が世界トップクラスなのか?歌舞伎を観る、風呂敷を使う。美しくお辞儀する、着物を着る。日本の習慣に脳を鍛える秘訣があった!
目次
第1章 「和」の習慣が日本人の脳を救う(スマホやパソコンが若者を認知症にする;ネット、スマホ依存生活が引き起こす「IT型認知症」 ほか)
第2章 日本人が秘めている圧倒的な五大脳力(継承する力;育む力 ほか)
第3章 日本人の五大脳力を強化する和トレーニング(五大脳力「継承する力」を強化する和トレーニング;五大脳力「育む力」の和トレーニング ほか)
第4章 日本人の脳の弱点を知って強くする(脳を成長させるために、コンプレックスを脱ぎ捨てよう;日本人の脳の独自性を自覚する ほか)
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
新潟県生まれ。医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。昭和大学大学院医学研究科修了。1991年、子どもの脳活動も計測できる「fNIRS法」を発見。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学放射線科MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。帰国後「脳の学校」「加藤プラチナクリニック」を開設。脳の成長を映像化する特許技術を開発。脳画像診断及び、脳の強化外来では脳の使い方を診断し、薬だけに頼らない画期的な脳鍛錬法を処方する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷれば
33
「脳の学校」を運営、脳研究を続ける著者が日本人へ警鐘をならす書。脳の成長には年齢制限がなく、また日本人の脳力は非常に優れており、五大脳力と解説。しかしながら、日本ならではの習慣が失われていく中で、急速に劣化している。こうした危機に、日本古来からの伝統・文化・生活習慣、ハレとケなどの意識など、今からすぐに採り入れられる脳力トレを提唱。大いに参考になりました。2016/06/05
すぅけ
3
最近の生活用品・食生活は、西洋様式になっている。日本に住んでいても田舎へ行かなければ、畳の部屋・障子・襖はない。昔ながらのおじちゃん/おばあちゃんの知恵や、近所づきあいはほとんどない。せめて日本の言葉・道具・味を大切にしていきたい。パンよりご飯、コーヒーより緑茶で行きたいな。2016/06/30
みん
2
誇りを持って生きていきたい。2016/03/25