内容説明
弱い心を認めて、自分にダメ出し。失敗するからこそ、学べることがある。“強面”キャラを捨て、素の自分になれた。―ゼロから再出発するための、58の心得。
目次
第1章 自分にダメ出しする―4か月の謹慎を経て
第2章 弱い心を認める―事件、そして謝罪会見
第3章 強い気持ちだけがミラクルを起こす―「マイアミの奇跡」のキャプテンとして
第4章 終わったことは受け入れる―海外から得たもの
第5章 ポジティブに自己否定する―早すぎる引退まで
第6章 キャラ設定がときには必要―ピンクのポルシェの理由
第7章 アウェイで平常心を発揮する―向上心を持つということ
著者等紹介
前園真聖[マエゾノマサキヨ]
1973年鹿児島県生まれ。92年、鹿児島実業高校からJリーグ・横浜フリューゲルスに入団。96年、U‐23日本代表主将としてアトランタオリンピックに出場、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」などを演出。その後、ヴェルディ川崎、サントスFC、仁川ユナイテッドFCなど、国内外のチームを渡り歩き、2005年現役引退を表明。現在はサッカー解説やメディア出演のほか、「ZONOサッカースクール」を主催し、子どもたちへのサッカーの普及活動などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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11
失敗から新しい人生は始まる。ポジティブに自己否定、とこれが意外に難しい。ただただ脳内でリフレインさせる自己否定は、考える必要がないから、次第に気持ちよくなってしまう。同じ過ちを繰り返さないように、どれだけ具体的な「新しさ」を自分に足していけるか。▼自分もお酒で失敗した時は「ここでリセットだ」と思いました。本当に、自制しないと怖いでぇ・・・2018/04/28
ぼん
2
お酒での失敗が自分の素を出すきっかけになり、仕事の場が広がった、という経験談ですが、彼がもともともっている、素直さ、誠実さがあってこそ、と感じました。テレビで時々見る解説やコメントなど、いつも好感をもって見ています。2023/02/17
anken99
2
酒を飲んでやらかしてしまいながらも、その後、見事にタレントとして復活、成功しつつあるゾノの著書。私自身、酒では痛い目に何度もあっているだけに、他人とは思えない人物だ。文章を読む限り、実直で真面目な人物であることが伝わってくる。サッカーでは、マイアミの奇跡以外には、取り立てと活躍していなかったというのは意外。それでも人を惹きつける何かがあるから、私たちの印象に強く残っているんだろう。家も近いようだし、身近に感じる存在。ますます活躍していただきたい。2018/11/22
カルロス
2
泥酔してタクシー運転手に暴行を働いた2013年の事件から、4ヶ月の謹慎を経て「復活」した前園真聖。ぶっちゃけ現役時代は大っ嫌いだったが、「しくじり先生」を観てから好きになった。どんな過ちを犯しても人生はやり直せる(^_^)それにしても酒は怖い。2016/04/15
湘南☆浪漫【Rain Maker】
1
人の人生をとやかく言う筋合いはないけど、つくづく勿体ないサッカー人生だったな、と。 時代の先を行っちゃったが故に、突き進まなくてはいけなかった部分には同情はするけど。2018/05/27