出版社内容情報
あなたはラストページで、戦慄するか? 涙するか? 天上界から“神様の子”が見た、1話3分で読める42の物語。
内容説明
反省しない殺人者には、死ぬより辛い苦痛が。虐待を受けた者には、復讐のチャンスが。そして、愛する者を失った人のもとには、幸せな奇跡が―。天上界から“神様の子”が見た、1話3分で読める42の物語。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年東京都生まれ。デビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発売直後から口コミで評判となり、130万部を超える大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
111
山田悠介は新作中心に読んでいる作家です。著者初のショート・ショート、ダーク系が中心です。各々のストーリーはそれなりに面白いのですが、ショート・ショートの名手、星新一あたりと比べると、まだまだといったところでしょうか。2016/04/01
すい
64
ショートショートが42編。ラストで全てが収束すると言えばするけれど、それはあまりにも大きな意味での収束でしょう。しかもこの時期に読んでしまったものだから後味が悪くて仕方がない。サラッと読めるので2~3年後にもう1度読み直したいかも。2016/04/27
優愛
63
神様の子供が留守番をしながら日本の地上を眺めている一風変わった視点からの短編集。「アカン糸」「タンポポ」が特に好き。子供ながらの悪戯で沖縄に降ってしまった雪も、切ってしまった赤い糸や変えてしまった運命も。全部最後は読者に委ねてくれるのが嬉しくも切なくて決めきれない寂しさがある。明日出会うかもしれない"誰か"はもしかしたら神様かも。咲きそうな蕾はもしかして虹色の花?ついふふっと笑ってしまいそうになる未来への楽しみをひとつ、またひとつ。神様の子供が落とした42の物語。酸いも甘いも詰め込んだ撲が目にした、全て。2016/05/04
ゆにこ
58
久し振りに読んだ山田さん。なんだか今回は自分にはまらずいまいちでした。2016/05/25
ミーコ
52
あっと言う間に読めました。読めましたが・・・ なんのこっちゃ‼みたいな中途半端で なんだかな~と思う1冊。 やっぱり山田さんは怖~いホラーが好きだと改めて思いました。2016/05/30