出版社内容情報
ベトナム料理人が行く、本気で美味しいベトナム旅行。
内容説明
通い続けて十五年。ベトナム料理人、美味・滋味・珍味を巡る。
目次
1 ホーチミン(ホーチミンの路地裏で;ボチボチ、いきますか;街で食べる朝ごはん ほか)
2 ハノイ(旅の記憶;旧市街の地図;今朝もフォー修業 ほか)
3 ひと足伸ばして(想像力の届かない場所;メコンデルタ食紀行;水上マーケットの朝、アヒル粥の夜 ほか)
著者等紹介
高谷亜由[タカヤアユ]
料理家、料理講師。1979年生まれ、京都を拠点に活動。料理教室「Nam Bo(ナンボー)」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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野のこ
32
ベトナムの挨拶 「もうごはん食べた?」食いしん坊なお国柄と優しさにほっこり。写真がほぼない分、簡単なイラストと文章で想像力をフル回転でした。「ぽっかりと黄色い半月が空に浮かぶ夜はハーフムーン」の食べ物 ロマンチック。ふわふわのオムレツに香味野菜をたっぷり挟んだバインミーは美味しそうでした。レシピを見るとよく大根と人参のなますが出てくるので常備菜を作ってベトナム気分を味わいたいです。香港本にお湯に生卵を入れた飲み物が載ってたけど、ここでは生卵入りコーヒーがあるらしい。。2017/08/22
Acha
8
夏休みの予習。食べたいベトナムが詰まってた。基本旅ご飯日記だが、アヒルでもてなしてくれるお宿のあたりはほんのり詩的。イラストとご飯の感性が好みで、雑多な食堂飯への期待を高めてくれた。巻末のレシピも程よいハードルがありがたく、作ってみたい。2024/07/07
nizimasu
6
南北に長いベトナムの地図が表紙にある。それは実に多様な地域性があることに気づくのはページをめくるたびに感じられた。南部のホーチミンと北部のハノイがまったく別の気候だと知らないレベルのベトナムの知識しか持ち合わせていなかっただけに目から鱗の話が多数。北部はなんだか鶏にしても何にしてもかなり少数民族の影響が大きいような食生活だしフランス統治下のバインミーのようなフランスパンの食事とかが日常の中にあってかなり興味深い。しかもハノイはかなり冬場も寒いとかフォーはハノイの方がおいしいって納得。焼き鳥屋通りも気になる2016/03/17
ユウティ
4
気の抜けるような軽い感じが良かった。めちゃめちゃ美味しそう。思った以上にごはんごはんごはん!で読んでいるだけでお腹いっぱいになり、半分ほどはパラ見。次はもう少し対象が広いものを読もう。2021/12/17
ゆうこ
4
ベトナムの美味しいものの話。ハノイにフォー食べに行こう。2016/06/30