内容説明
チホ31歳。結婚2年目。子ども、まだなし。そろそろ妊娠出産を考え始めるタイミングかもしれないけれど、なかなか踏ん切りがつかない―そんな、妙齢女性の揺れる気持ちを丁寧に綴った物語。
目次
なれそめ
帰省
初詣
仕事はじめ
赤ちゃんが来た
健康診断にて
婦人科クリニック
友人の新居で
母との確執
子どもの頃
姉の子育て
料理教室での出来事
40歳で産んだ女性の話
女子会にて
どちらがマイノリティ?
著者等紹介
小林裕美子[コバヤシユミコ]
漫画家、イラストレーター。東京造形大学デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanko51
8
読みながら、読み終わったあともすごく考えさせられる。子どもを産みたいと思わないのは罪なのか?だが、思わないのも事実。それが本心なんだからしょうがない。2016/01/19
でんか
7
タイトルが印象的だったので購入。したのだが、うーーーん、この手のネタはセンシティブだと思う。どっちかというとドロドロした感じになりがちなので、この作家さんの淡い感じの絵で、さらっとした描写で描かれると、なんとなく違うような。モヤモヤが残ったまま読了。そういう迷いの最中にある人には良いのかもしれないが。2017/09/27
Lazy Girl
7
結婚2年目くらいに一番言われました「お子さんは?」相手は悪意は全くないだろうけど心にチクってしてたな・・・。一昔前はほぼ義務だった子どもを産むことは人生の多様化によって「選択」になってきている。時間は多少かかるかもしれないけど、産むも産まないも自然に選択できる世の中になって欲しいな。2017/04/16
彩灯尋
7
私もこの人と同じような感じで、別に産みたいとも欲しいとも思わないからどうなるのかな…と思っていたところ。だんだんタイムリミットがあることはわかっているけれど、そういうことだけじゃ子どもは育てていけないよなぁ…。私の場合、まずは結婚だけれども。2016/09/01
えがお
6
ノンママという生き方がドラマ化されたりしているけど「いいに決まってるじゃないですか!」と答えたくなるタイトル(笑)。21世紀にあっても お互いの実家両親や 社会からの無言のプレッシャーがあるんだなと再認識。結局「タイムリミットがある」「あとから生んでおけばよかったと後悔するかも」の2つが迷い生じさせるのかな。もちろん、多様な生き方がもっと肯定されるべき。これからますますそんな生き方も肯定されていくと思う!2017/02/15
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- 和書
- 幕末維新期の政治社会構造




