出版社内容情報
余命わずか3週間―。あなたなら何を食べますか?末期のがん患者14名と、彼らを支える家族、医師、スタッフの物語。臨終の間際によみがえる、美味しい記憶末期がん患者が最期の時間を過ごす淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院では、週に一度、患者が希望する「リクエスト食」を作ってくれる。一見そう豪華でもない、ありふれたメニューだが、一人一人にとっては、これまでの人生と深く繋がっている最高の「ご馳走」なのだ。本書では14名の患者が「リクエスト食」に寄せる思いを中心に、彼らを支える家族、医師、スタッフの物語を丁寧に紡ぐ。
内容説明
余命わずか3週間―あなたなら何を食べますか?最後に選ぶ食事に、その人の生きた証が詰まっている―末期のがん患者14名と、彼らを支える家族、医師、スタッフの物語。
目次
家族みんなが大好きな天ぷら
昔懐かしのハイカラ洋食
何より大好きなお鮨
リクエスト食を支える人たち1―大谷幸子さん(管理栄養士)
子どもの頃から好物の秋刀魚の塩焼き
故郷の海を思い出す鮨
作り手の心のこもったポタージュスープ
リクエスト食を支える人たち2―和田栄子さん(看護師)
夫婦の定番のお好み焼き
脂のよくのったステーキ〔ほか〕
著者等紹介
青山ゆみこ[アオヤマユミコ]
1971年神戸市生まれ。甲南女子大学文学部卒業後、アパレルで4年間デザイナー職に従事。27歳で出版業界に転職し、『ミーツ・リージョナル』誌副編集長などを経て独立。2006年よりフリーランスのライター・編集者。現在は、単行本の編集・構成、雑誌の対談やインタビューなどを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ウッディ
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