熱狂宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344027961
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「私は、若年性パーキンソン病です」
「外食業界のファンタジスタ」の異名をとる、ダイヤモンドダイニング社長・松村厚久。熱い情熱と才気迸る男を襲った過酷な運命は、彼をさらなる熱狂へ駆り立てる。小松成美、渾身の書き下ろしノンフィクション。


日本の外食業界に常に新風を巻き起こし続ける「ダイヤモンドダイニング」の創業社長・松村厚久。彼の外食業界における評判は、凄まじい。「フード界のファンタジスタ」「食とエンターテインメントを融合させた天才」「レストラン業界のタブーに挑んだ男」と絶賛される一方、特異な経営方針や出店計画の度重なる見直し、他にはない個性的なコンセプト主義を表して「異端児」「無計画経営者」「目立ちたがり屋」「ビックマウス」と揶揄されることも少なくない。
高知から上京、サイゼリヤでのバイト、ディスコの黒服、日焼けサロン経営を経て外食業界に参入した松村は、奇跡の100店舗100業態を達成。2015年7月には、東証一部上場を成し遂げる。しかし、彼は熱狂的に働きながら、「若年性パーキンソン病」という過酷な病と闘っていたのだった。苛烈な人生を、全身全霊で生きる一人の男を描く、渾身のノンフィクション。

内容説明

外食業界のスター、東証一部上場企業の社長・松村厚久。圧倒的な情熱と才気で業界を革新し続け、さらなる躍進を夢見る彼には、決定的な宿命があった。誰にも言わず、進行する若年性パーキンソン病と闘い続けていたのだ―。秘めた苦闘の日々を克明に綴る渾身のノンフィクション。

目次

序章 「1967」2周年パーティー
第1章 若年性パーキンソン病の告白
第2章 100店舗100業態という奇跡
第3章 高知での少年時代、憧れの東京
第4章 迷走の時代を越えて
第5章 素顔の松村厚久
第6章 外食産業のさらなる未来
終章 新たな治療、上場の鐘

著者等紹介

小松成美[コマツナルミ]
1962年横浜市生まれ。広告代理店勤務などを経て89年より執筆を開始。主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、ノンフィクション、インタビュー等の作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomose

32
熱いです!飲食業界で100店舗100業態達成。東証一部上場。小松成美さんが描いた松村厚久さんのノンフィクション。東京で成功した社長って位は知ってました。ダイヤモンドダイニングという会社を知ったのは去年の『よさこい』でした。松村さんの思惑通り、チームの全てをみてビビった!新しい風を吹き込んでくれました。今年もまた違う風を。松村さんの周りには仲間がいます。これだけ人が集まるのは、社長の魅力からなんですね。高知を元気に、いや日本までも元気にしてくれる松村さん応援してます!そして、病気が早く善くなりますようにっ!2015/09/05

masa

31
久々に胸熱くするノンフィクションを読んだ。外食産業では伝説の100店舗100業態を果たし東証一部上場もなし得た創業社長は若年性パーキンソンを患いながらも、胸にたぎる熱狂を絶やさず進み続ける。私欲に駆られた成長ではなく、ただひたすらに業界の地位向上と働く社員の幸せを願う彼を支え続けようとする同業社長たちの言葉は涙なくして読めない。年齢的に私と変わらない松浦社長のパッションには敬服するしかない。160992016/08/25

pdango

17
★★★★☆進行するパーキンソン病と闘いながら、ダイヤモンドダイニング社の経営を成功させている松村厚久氏の半生を描くノンフィクション。成し遂げる人の、どんな逆境にも諦めず負けない心の持ちようは、次元が違う。こんなことくらいでめげてたらあかん、と励まされます。2016/09/11

なっく

13
何を彼がここまで突き動かすのか?それを知りたくて読みました。美学、意地、憧れ、色々考えたけど、基本彼は人が好き、なんだな。これは素晴らしいことだ。業種は全く違うし、キャラもほぼ正反対だが、そこだけは見習ってみたい。2016/06/20

ひろし

12
飲食業界の常識はずれ『100店舗100業態』という離れ業をやってのけた、株式会社ダイヤモンドダイニングの社長、松村厚久さんの半生を綴ったノンフィクション。若年性パーキンソン病を患いながらも、文字通り『命を燃やして』目標に向かって生きておられる。凄いものを読んでしまった。こんなに器が大きく、命を燃やして、輝きながら生きている人を僕は知らない。飲食業に関わらず、あらゆる人に手にとってほしい一冊。個人的には、とても大切な一冊になりました。2015/08/29

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