出版社内容情報
脱官僚と変革に身を捧げた魂の14年1998年に東京都知事に就任以来、職を辞する2012年までの約14年間に、数多の制度改革と政策を実施してきた石原氏。会計制度に複式簿記・発生主義を導入。都レンジャー(自然保護官)の立ち上げ。ディーゼル車排ガス規制。羽田空港再拡張事業。臨海副都心開発。不法移民対策・歌舞伎町浄化作戦。東京マラソンの実施。東京オリンピック招致運動……と印象に残る取り組みをざっと挙げただけでも枚挙にいとまがない。その原動力となったリーダーシップは、総理大臣を凌駕するほど大衆の耳目を集め、以降、国会議員から首長に転籍する人達の呼び水となった。首長のやる気ひとつでどれほど地域住民の暮らしが変わるかを、まざまざと見せつけてくれた唯一無二の知事、と言っても過言ではなかろう。石原氏が都知事を辞して3年。今だから明かす都政の現実とその裏側。脱官僚に邁進した14年を赤裸々につづる衝撃のエッセイ。
内容説明
ついに明かされる石原都政の舞台裏。批判をされないということは何もしていないということだ!脱官僚・変革に身を捧げた14年、魂の記録―
目次
二度目の都知事選
大統領型の都政を
東京マラソンの美しき光景
中小企業の驚異の新技術
私がやった最も重要な改革
財政再建で東京五輪招致へ
横田基地の軍民共同使用を
ワシントンで遭遇した9・11
都知事は「足」で仕事を探せ
初めての挫折、新銀行東京
悔し涙を流した五輪招致
東日本大震災と官邸への怒り
尖閣購入への思い、そして「日本へ」
心の革命、近現代史の必修化
著者等紹介
石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やじ
謙信公
ゆうゆう
光太郎
Masap