東京革命―わが都政の回顧録

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東京革命―わが都政の回顧録

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344027763
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0095

出版社内容情報

脱官僚と変革に身を捧げた魂の14年1998年に東京都知事に就任以来、職を辞する2012年までの約14年間に、数多の制度改革と政策を実施してきた石原氏。会計制度に複式簿記・発生主義を導入。都レンジャー(自然保護官)の立ち上げ。ディーゼル車排ガス規制。羽田空港再拡張事業。臨海副都心開発。不法移民対策・歌舞伎町浄化作戦。東京マラソンの実施。東京オリンピック招致運動……と印象に残る取り組みをざっと挙げただけでも枚挙にいとまがない。その原動力となったリーダーシップは、総理大臣を凌駕するほど大衆の耳目を集め、以降、国会議員から首長に転籍する人達の呼び水となった。首長のやる気ひとつでどれほど地域住民の暮らしが変わるかを、まざまざと見せつけてくれた唯一無二の知事、と言っても過言ではなかろう。石原氏が都知事を辞して3年。今だから明かす都政の現実とその裏側。脱官僚に邁進した14年を赤裸々につづる衝撃のエッセイ。

内容説明

ついに明かされる石原都政の舞台裏。批判をされないということは何もしていないということだ!脱官僚・変革に身を捧げた14年、魂の記録―

目次

二度目の都知事選
大統領型の都政を
東京マラソンの美しき光景
中小企業の驚異の新技術
私がやった最も重要な改革
財政再建で東京五輪招致へ
横田基地の軍民共同使用を
ワシントンで遭遇した9・11
都知事は「足」で仕事を探せ
初めての挫折、新銀行東京
悔し涙を流した五輪招致
東日本大震災と官邸への怒り
尖閣購入への思い、そして「日本へ」
心の革命、近現代史の必修化

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじ

25
舛添要一氏に読んで頂きたい!舛添氏は自分の為だったが、石原氏は東京の為、日本の為に都知事になって下さったのだな。舛添氏って東京の為に何をしましたっけ。防災の本を配った。東京五輪ボランティアの服を韓服風にした。防衛庁近くの一等地を韓国の学校の用地にした。都知事の分際で国の意向と違う外交もどきをした。石原さーん、カムバック。東日本大震災の際の民主党政権のグダグダぶりを無能と言い切ってますね。蓮舫さんとか海江田さんとか。魚釣島を購入しようとした時の話が物凄く面白かった。日本国民必読の貴重な回顧録です。2016/05/29

謙信公

5
都知事としてこれだけの手腕を発揮し、官僚に立ち向かい、改革を進めるエネルギー。東京五輪招致は彼が最大の功労者だ。週3日の登庁を批判されたりもしたが、現場主義であれば仕方のないことかも。東日本大震災や尖閣問題での民主党の体たらく、特に海江田、蓮舫両大臣の無能さには、呆れ果てる。のちに二人とも代表を経験するのだから、党も無力化するの当然か?猪瀬氏が知事を続けていたら、築地問題や東京五輪ももっとスムーズに進んだだろう。ちょっと国政復帰するのが遅かったかな?賛否はあろうが、一度は総理大臣になってほしかった人物だ。2018/03/17

ゆうゆう

5
都民としてみていたテレビの知事はやんちゃな物言いだったり、元気な不良老人(いい意味で)な姿が目立ったが、博覧会中止後の青島知事から引き継ぎ、財政再建に取り組み、オリンピック招致に勢いづくほど回復させたのは間違いなく功績。思いつきといわれようと、トップダウンで進めた数々の事業は、まぎれもなく時代を先取りし牽引していく強い東京を創り上げた。ただ、皮肉なのか敬意なのか、東京都の職員を国家公務員と同等に?官僚と記述するのは、少々違和感が否めない(^^;2015/12/24

光太郎

3
面白い。2011年の3月11日には辞意を固めておられたとは。僕が都知事をインタビューしたのは2012年の9月で次の週にステップアウトされた。 銀行以外は東京を良くしたと思う2016/03/01

Masap

3
知事として14年間を東京都に捧げた著者が、その取り組みの一つ一つを振り返り記録した作品です。一都民としてその活動を新聞やテレビ、ネットなどのメディアを通じて見聞してきましたが、一方ではじめて知る事実、裏話、その思いが本書に散りばめられています。小説家としての表現力、表現に対する情熱、言葉の迫力には、そのカリスマ性を感じずにはいられません。都の会計制度変更、横田基地返還、オリンピック誘致、東日本大震災、尖閣諸島問題、銀行立ち上げと失敗、911テロ、そして教育への取り組み。撃墜王の挿話には涙しました。2015/11/29

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