毒きのこ―世にもかわいい危険な生きもの

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毒きのこ―世にもかわいい危険な生きもの

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 15X22cm
  • 商品コード 9784344026407
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C0072

内容説明

食べちゃだめ、触っちゃだめ…色とりどりのフシギな生態43種。

目次

1 美しい毒きのこ(きのこグッズの人気モチーフ―ベニテングタケ;『今昔物語集』に登場する光る毒きのこ―ツキヨタケ ほか)
2 奇妙な毒きのこ(一夜にして生まれ、溶けてなくなる―ヒトヨタケ;症状は名前ほど楽しくない―オオワライタケ ほか)
3 恐ろしい毒きのこ(触るのすらキケン―カエンタケ;「食べられる」という名の猛毒きのこ―シャグマアミガサタケ ほか)
4 おいしそうな毒きのこ(チョコレートスイーツのよう―ウラグロニガイグチ;ガンの彩りを身にまとい―ガンタケ ほか)

著者等紹介

新井文彦[アライフミヒコ]
1965年生まれ。きのこ写真家。明治大学文学部卒業。ライター業、コピーライター業に加え、夏から秋にかけては、北海道・道東地方で、ネイチャーガイドにもいそしむ

白水貴[シロウズタカシ]
1981年生まれ。博士(理学)。国立科学博物館植物研究部所属。日本学術振興会特別研究員。専門は菌類の分類学、生態学、進化学。弘前大学農学生命科学部卒業。筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。同博士特別研究員、鳥取大学農学部GCOEプロジェクト研究員、同助教を経て現職。研究のかたわら、書籍や雑誌への寄稿、一般向けの講演や観察会の講師など、菌類とその研究の面白さを伝え広める活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

97
森に自生する魅惑的で奇妙な毒きのこの世界を堪能できる。見た目が可愛いのでヨーロッパでは幸せのシンボルとされてるベニテングダケ🍄、凛とした立ち姿も美しい白きのこ「殺しの天使」の異名を持つドクツルタケ。コラムも興味深く面白い。カエルが茶碗のようなきのこに入ってくつろいでいる写真がとても可愛い♡エゾリスがじっときのこを見つめている写真は微笑ましいメルヘンの世界。写真家の新井さんと監修の白水さんのきのこ愛が詰まった写真集。2020/10/23

あじ

68
白タイツをくしゅと穿いた表紙の「ベニテングダケ」は、きのこ界のミューズ。バレリーナのようにつま先立で美しく佇む森の妖精。ボロボロな破れ傘は萬屋錦之助が好みそうな「ヘビキノコモドキ」。土の下から勢いよく火炎が上がる「カエンタケ」。形容のオンパレード、きのこは個性のるつぼ。愛するには命がけ。食べちゃいたい程に魅力を感じても、食するには躊躇って欲しい。彼らは危険な刺客なのだから。本書で愛でるに止めよう。2014/11/08

hnzwd

56
触っちゃいけない。食べたらいけない。と、言われれば言われるほど恐る恐る見たくなる。そんなドキドキ感を満足させてくれる毒きのこの写真集。あまりにも美しいきのこ達に魅せられました。。食べられるかは不明、ってのが多いのが衝撃。2014/10/13

kinkin

54
毒きのこ、食べることを前提に区分すればそうかもしれない、しかし毒キノコ、被写体としては美しい被写体ということに気付いた。一茶のこんな句も載っていた。「うつくしやあらうつくしや毒きのこ」^ ^2014/10/01

クリママ

52
秋になると庭にきのこが生えてくる。触ってみたいけれど、ちょっと怖い。なので、毒きのこの知識だけでもと読んでみる。むむ、見たことのあるようなのもある。触ったくらいでは大丈夫なものがほとんどだが、中にはとても恐ろしいものもある。きのこは、なんだか不思議で、なんだか惹かれる。2021/02/06

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