内容説明
八百万の神々があなたを守る。お天道様はすべてお見通し。人生を好転させる寿ぎの作法とは?
目次
第1章 神様とのつながりを築く(七五三の節目を寿ぐのはなぜか?;顔を洗い、歯を磨くことも禊 ほか)
第2章 おむすびには「結び」の力が込められている(なぜ二十年ごとに神様のお住まいを建て替えるのか?;生命あるものを生み出す「結び」の力 ほか)
第3章 叶わない願い事にも意味がある(どうしたら神様に願い事が通じるのか;この世に生まれてきたことがすでに奇跡 ほか)
第4章 祭りが苦難を乗り越える力になる(「社会」とは「神社で会う」こと;「包む」文化が「つつしみ」の心を育む ほか)
著者等紹介
田中恆清[タナカツネキヨ]
1944年京都府生まれ。69年國學院大學神道学専攻科修了。平安神宮を経て、72年石清水八幡宮に奉職。2001年宮司に就任。神社本庁総長、京都府神社庁長、全国八幡宮連合総本部長、一般財団法人日本文化興隆財団理事長、一般財団法人神道文化会会長、公益財団法人京都文化財団評議員、一般社団法人日本国際文化協会理事長、公益財団法人日本宗教連盟理事、世界連邦日本宗教委員会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なるみ(旧Narumi)
19
このところ神社を参拝する機会が増えたので読んでみました。さらっと読める一冊で、それは語り口が押し付けがましくないからだと思います(あっ、なんかえらそうな感想(°_°))。神様のおおらかさに感謝しつつ読了。2015/12/17
くみっふぃー
12
生活道徳や規範(私が祖父母や両親に言われてきたこと)と、神道の考え方は根本は同じなんだな、と思うことが多かったです。心豊かに、穏やかに生きていきたいなぁ。ありがとうございました。2014/11/13
ミノカサゴ134
1
本書のはじめに「日頃、身近にありながら、意外に知られていない神道の考え方、日本人の心の拠り所を解き明かす」とあり、例えば、おむすびを作る時に手のひらに塩をつけるのは、味付けだけでなく「お清め」の意味もあるとか、それが転じて子供を大切に育てることを「手塩にかける」というようになったとか、日常の様々な場面に八百万の神々が関わりを持っていることが書いてある。子供の頃から親とか年長の人達から教えてもらったことが、実は神道の教えにつながる内容だったのだ。神道は、宗教?ちょっと違う気がする。2019/05/03
Masamichi Uchida
0
良いです。なるほど、神道は何を信じるかではなく、どう行動するか、なのか。他の宗教とは異なる点のようです。 人の上に立って偉そうに仕事している自分の立場に自戒の意味を込めて読みました。2018/01/08
ichiteru
0
神社にはこれからも力をもらうために足を運んでいこうと思う。2016/12/23