内容説明
何でもないようなことを、丁寧にしてみる。心をリセットし、いまの豊かさを知る85のヒント。
目次
序章 「花」は、人生のすべてを知っている(花を見なさい。花が教えてくれることがあります;花は誰かのために咲いているのではありません。ただ咲いているのです ほか)
第1章 花のごとく、咲くために(あるがままの姿になりなさい;人は、何もしないで「咲く」ということはありません ほか)
第2章 花のごとく、香るために(「いい香りに誘われる」がごとく、人が寄ってくる人になりなさい;「間」の美しさを知りなさい。しゃべるのをがまんしなさい ほか)
第3章 実を結ぶために(人の評価に一喜一憂するのはやめなさい。ちゃんとあなたの身についていればいいのです;どんな失敗も「実を結んでいる」のです ほか)
終章 花のごとく、散るために(花は散って「実」になります。栄光や称賛は捨てなさい;成功を捨てないと、前に踏み出すことはできません ほか)
著者等紹介
平井正修[ヒライショウシュウ]
臨済宗国泰寺派全生庵住職。1990年学習院大学法学部政治学科卒業。同年静岡県三島市龍澤寺専門道場入山。2001年同道場下山。2003年より、中曽根康弘元首相や安倍晋三首相などが参禅する全生庵の第七世住職に就任。全生庵にて坐禅会、写経会を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん👶柳緑花紅
72
12月に予約していた図書館本が今日手元に、今の私が読むべき一冊だった。花のように生きるの真逆を過ごしている自分が恥ずかしい。情報の渦の中にいるようで、見たいものだけを見て聞きたいものだけを聞き、誰かをけなし、しゃべりすぎ、口先ばかりで動かない。そして今読み終え、これだけは続けようと決心したことがある。寝る前に今日の「ごめんね」と「ありがとう」を探すこと。今年も梅林に行って感じよう。あのこと、そのこと、感じられる私でありたい。2015/04/21
ぱんにゃー
50
【日曜版】 『「坐禅は無功徳」だが「痛みは功徳」』痛みOK。 『嘆く前に「何もやっていない」自分を認めましょう。』認めるだけでOK。 『悩むなら「いますべきこと」「いまできること」を探して悩んでください』悩みOK。 /この一週間、「ゆる~く」と話をしてきましたが「ガチガチ」もOK。 と広く考えたいね(^ω^)2014/11/09
あかは
41
すごくいい。少なくとも自分には合っていた。図書館本だけど、自分用に欲しい位。やってみよう!って思うことばかり。何度でも読んで読み込みたい。ひとまず、「何でもないことを丁寧にする」ことと、「姿勢を正す」ことと、「そのときにすべきことを精一杯やる」ことを目指そうかな。ほんとはあれもこれも、って思うけど、一度には無理だから。また、読もう。2014/12/29
はる
21
★★★★★。再読。日常を過ごしていると心がささくれて来る。それを放って置くと後で取り返しのつかない事態を招きかねない。本書は、そんな時に読み込む一服の清涼剤の役割を果たしてくれている。書いてある事全てが「不動」なのでまた一週間頑張ろうという意欲が湧いて来る。平井先生、ありがとうございました。2015/03/19
かこりむ
12
短い章に分かれていたので、読みやすかった。やる気のない時にはとにかく身体を動かせ、に納得。読む時々の気持ちによって、どの箇所が効くのか違ってくるだろうな。折に触れ、再読したい一冊。2015/02/03




