内容説明
15年ぶりの同窓会。わたし以外は、全員、お母さん。だけど、その顔は取り外すことができて、外してしまえば、ひとりひとりが40代になった女の人たち。誰にだって自分の人生があり、ただひとりの「わたし」である。
目次
セックスミステリー
もしお母さんになったら
母なるもの
妻とのセックス
男と女
すれ違いざまのチッ
人間型ロボット
バナナの教え
命のいとなみ
昔、美人
昔、男前
かわいいおばあさん
カルチャースクール
寄せてあげて
女の子でも「ボク」
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。ジャンルを超えて活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
163
そこそこ共感しました。女ですが、女ってそんなことまでいちいち気にするのか、面倒だなと思うこともあり(若さについてとか)自分の男らしさをも実感しました(笑)。学生時代のエピソードは私も懐かしくなりました。そう言えば私も自分の事を俺って言ってた時期がありました。2016/08/10
いつでも母さん
123
今朝、読み始め あっという間に読了。あるある!ん~ん。えっ?そうそう!中でも『かわいいおばあさん』・・女に生まれたからにはに続く言葉は?考えちゃった(汗)同窓会でミリさん以外はお母さんの顔を持つも、その顔を外すとただひとりの『わたし』いくつになってもそうなのだと自然に思えたなぁ。又、漫画も思い当たる事がたくさんあって、面白かった~2015/09/09
AKIKO-WILL
107
オレオレ詐欺はあるけど、何でアタシアタシ詐欺はないのだろう?そんな友人の疑問に的確に答えるミリさん。前に母に電話した時に「アタシ」と言ったら誰ですか?と冷たく言われた事を思い出す。オレオレ詐欺が流行っていて、気をつけようと思ったらしいが…アタシアタシ詐欺あったっけ?トイレで片手しか洗わない女性を見かけた著者。友達がいても同じコトをするのか?と疑問。私は洗わずに出た女性を見かけた。忘れたのか?気のせい?ミリさんのエッセイで色々思い出しますね。2016/07/02
しゅわ
85
【図書館】40歳を超えた益田ミリさんの、微妙にゆれる“女の本音”をつづったエッセイ&漫画です。あいかわらず共感がいっぱいで、ひとつづつのエピソードは短いのでサラッと読めます。今回は年齢ネタが多いせいかな?少しかたくななところが気になりました。 夏に着物の女性と会ったエピソードがとても良かった♪です。2014/09/29
mariya926
67
益田ミリさんのエッセイ本。すーちゃんで考えたことがあっても、言葉にしたことがなかったような言葉が結構出てきたので、どんなエッセイか気になり借りてみました。結構女についてぶっちゃけてます。まさか最初っから…暴走している感じがしましたが、途中はすーちゃんも悩んでいた出産や老後の事にも触れていたので、益田ミリさんも悩んでいたんだなぁと思いました。私の中ではすーちゃんが益田ミリさんのイメージになっています。2017/02/19