内容説明
僕は欠点だらけのサッカー選手。足が遅い。背も低い。テクニックもない。人気もない。そして、アタマもあまり良くない。でも、それが幸いした。「才能がない!」と、悟ることもないし、毎日、強い課題意識をもって練習に取り組めるから。
目次
1章 僕はコンプレックスだらけ
2章 笑うオカザキに福きたる!
3章 アマノジャクな成長論
4章 ゴールを奪うための心構え
5章 ゴールは人との絆でとれるもの
6章 ドイツで学んだこと
7章 僕とワールドカップ
著者等紹介
岡崎慎司[オカザキシンジ]
1986年4月16日生まれ。兵庫県出身。滝川第二高校では、1年時からレギュラーとして活躍。3年連続で全国高校サッカー選手権に出場。高校卒業後に清水エスパルス加入。2011年ドイツ・VfBシュツットガルトへ、2013年ドイツ・1.FSVマインツ05へ移籍。サッカー日本代表通算38ゴールは歴代3位(73試合出場※2014年4月1日現在)。受賞歴は、2009年度Jリーグベストイレブン、2009年IFFHS世界得点王(年間15得点)、2010年宝塚市特別賞など。174cm、76kg。ポジションはフォワード(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naji
27
移籍したレスターでのプレミアリーグ優勝記念に読破です!!我武者羅や猪突猛進の姿勢でサッカーに向き合っていると思い読み始めたが、課題意識を的確に把握し努力の方向を見定めて取り組むといった冷静な一面を感じた。更に実践と修正を反復・継続し、ここまで至っていることも伝わってくる。今回読んでみて、ホントに周囲の人に可愛がられる愛嬌があり、困難なことに対しても飄々とやっているイメージも、しっかり支えられていたからこそなのだろうと感じた。2016/05/05
ばんだねいっぺい
23
この笑顔に勝るものなし。2016/08/19
tellme0112
12
マイナス思考でも、足が遅くても、代表になれるとは!勇気づけられた。このタイプをスカウトしたり、伸びると信じて教えたりする人の存在がありがたい。大人が決めつけちゃいけないなあと反省。「もう辞めてしまえ!」と言いたくなる瞬間がある。チルドレンファースト。可能性は無限。身体を動かすことが好きであること、判断する力をつけること、相手への敬意を払うことを育てたくて、サッカーを始めたのに。と、振り返る…。待とう、目覚めの時を。2016/11/11
mike
12
岡ちゃんの人柄がそのまま出ているような文章がよかった。手直しはされているんでしょうが。話しかけられているような気持ちになりました。指導者によって選手はいかようにもなる。けれど、選手も指導者の言葉をどう受け取るかが問題で、岡ちゃんはそのあたり、アドバイスを貪欲に吸収し練習に取り組む性格で、今の岡ちゃんがあるのもそれが一番の要因なのだと思いました。これが日本史上最高のストライカーの姿ですよ。2015/06/05
のぶのぶ
12
岡崎慎司選手が出てきたとき、ジュビロの中山選手に重なり、もちろん、静岡県のチームのエスパルス出身の選手なので、応援している。「エゴイスト宣言」、自分の特徴、役割に集中して全力で取り組むことの大切さに共感。他人と比べたり、他人の言葉に左右されたりしていると自分を見失ってしまう。今、やるべきことに集中していきたい。前回のW杯では、得点を決めているけど、悔いが残っているそうです。岡崎慎司選手らしいゴールで日本が勝てることを祈っています。頑張れ!!岡崎慎司選手!!日本代表!!静岡だから平積みなのかなあ?2014/05/17