虹、つどうべし―別所一族ご無念御留

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虹、つどうべし―別所一族ご無念御留

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344024885
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

夥しい餓死者を出し、戦国史上稀にみる悲惨な篭城戦となった三木合戦。黒田官兵衛から終戦工作の命を受け、その渦中に送り込まれた女間者・希久が直面した過酷な運命とは?絶望の淵に射し込んだ一条の光を哀感溢れる筆致で描く「女の戦国絵巻」。渾身の書き下ろし。

著者等紹介

玉岡かおる[タマオカカオル]
1956年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部卒。87年「夢食い魚のブルー・グッドバイ」で神戸文学賞を受賞しデビュー。『お家さん』で第25回織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメフトファン

39
兵庫県出身の著者の作品らしく、播磨の国の魅力を虹で例えていて地元民としては嬉しい限り。秀吉に攻め滅ぼされる悲劇の武将別所長冶とくの一ながら長冶の寵愛を得る希久の物語ですが、戦の悲惨さを浮かび上がらせる物語でした。最後別所一族が見せた民への愛情が今日でも尊敬される所以なのでしょうね。知られざる愛と救いの物語を見つける事が出来ました。2015/05/08

いくら

21
播磨に位置し、織田方に着くか毛利方に着くかで揺れる別所長治を城主とする三木城。やがて秀吉勢に包囲され2年間の籠城の末、干し殺しの状態になる城内に飛び込んだ間者であるくノ一の数奇な運命を描く。様々な歴史小説で何度も読んでいたけど、三木城攻めだけに焦点を当てたストーリーははじめて。また女性視点の歴史小説ということで無理だなと思う展開はあったものの、気持ちに添うところもあって、良かったと思う。あとがきも良かったです。2013/12/19

007

16
★★★☆☆ 織田VS別所。「三木の干殺し」と呼ばれる三木合戦の話です。著者の並々ならぬ思い入れは伝わってくるものの、内容的にしっくりこなくて読むのに苦労しました。地元だったらもっと楽しめたのかな。2014/02/15

秋桜

7
作家、玉岡かおるさんの故郷にある三木城、別所長治に別所一族の末裔。。作家の故郷への思いが強く感じた作品だったと思う。同じ播州生まれなので、玉岡さんの書く作品は、どれも親近感を持ってしまう。悲しいお話なのだけど、別所一族の末裔がどう生きたのか知りたくなった。2015/02/25

さざなみ

7
NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」に関連する内容だと思い、図書館で目に付きまた玉岡かおるの小説は当たり外れがないので読んでみた。 期待に外れず、最後まで一気読みであった。 別所長治という武将についての予備知識は皆無だったが、この小説にあらわれるその他の人物は知った名前のものが多く、それぞれが生き生きと描かれており興味深く読み終えた。 希久が連れ出した子供吉冶がどのような生涯を経たのか気になるエンディングであった。 2014/10/06

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