内容説明
日本語の力は生きる力。本を読む、手紙を書く。人生はどんどん豊かになる。伝説の国語教師の遺言、緊急出版!!
目次
第1章 国語を学ぶ意義(国語力とは「生きる力」;遊ぶ気持ちで学ぶ ほか)
第2章 読む楽しみ(ときには遠回りをしてでも徹底的に理解する;教材として打って付けだった『銀の匙』 ほか)
第3章 書く楽しみ(「読む」は「書く」につながる;読後感を書くことで読書は完成する ほか)
第4章 学び続ける楽しみ(何かをはじめるのに、遅すぎることはない;横道で得た経験が人生を豊かにする ほか)
第5章 生涯、国語教師(長寿の喜び;人生を充実させる原動力とは ほか)
著者等紹介
橋本武[ハシモトタケシ]
1912(明治45)年京都府生まれ。1934(昭和9)年東京高等師範学校を卒業、旧制灘中学校の国語教師となる。中勘助著の『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという授業を実践し、21歳から71歳まで50年間にわたり教壇に立ち続け、1984(昭和59)年退職。2011(平成23)年、27年ぶりに灘校の教壇に立ち、大きな話題となった。2013(平成25)年9月11日、101歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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