パリのmatureな女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344024359
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

パリに渡って14年。学び、仕事をし、結婚し、子育てをする日々の中で出会ってきた―。光と陰を湛え、人生のドラマを引き受けた、パリに生きる女性。強くしなやかな10人の「物語」を紡ぐエッセイ。

目次

封印を解いた女
すべてを引き受けた女
ほとばしる女
揺るぎない女
万華鏡の女
ハンサムな女
離婚で輝く女
女系の女
陰を抱く女
パリに生きた女

著者等紹介

雨宮塔子[アメミヤトウコ]
1970年東京都生まれ。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。現在はフリーキャスター、エッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむり

37
元アナウンサー雨宮さんのパリの女友達紹介エッセイ。そこそこ良かったのですが、パリ生活はめんどくさいんだなあとか、雨宮さんの考え方はやや古風だなとか、本筋とはあまり関係ないことを色々感じました(笑2013/12/05

りずみぃ

33
NHK「にっぽんの芸能」の坂東玉三郎さんが大好き。口頭で伝えることが難しい伝統芸能を、外来語を使わずに、素人にも分かりやすく、決して意見を押し付けない。言葉にすることから逃げない姿勢が素晴らしい。その対極にあるのがこのエッセイ。倒置表現とカタカナの多用で非常に読みにくい。なにより、違う文化圏にいる人たちに分かってもらおうとする努力が一切無い。「バーキンを手に…サルエルパンツをエッジイなブーツにインして、ヴィトンの豹柄の大判ストール…リュクスなコンサバ系」そのうえ、ユーモアもないから読んでいて非常に疲れる。2018/02/20

野のこ

25
優しいピンク色とシンプルな装丁に惹かれて借りました。パリのセレブと自分の暮らしている世界と全く違い異次元の物語のような気分。でもそれぞれのmature“成熟した 分別のある”女性たちの生きる精神や子供達を守る母性はとても魅力的。でも一番印象に残ったのは同じ日本人ママ友からのカエルの姿揚げのお裾分け。雨宮さんの交流関係の広さも素敵です。それにしても高校まで一貫教育の私立学校の日常には目を丸くするところだらけでした。2017/04/12

akinbo511

15
TBSアナウンサーだった雨宮さんの大ファンだったけれど本を読んだのは初めて。パリで出会った女性のことを憧れの目線で紹介してくれる。こんな生き方もいいかも、と思う人もいたけれど、日本では難しい生き方かもしれない。 2014/09/11

タミイ

9
雨宮塔子さんが離婚・仕事復帰の数年前に書いた本書は、パリで彼女にmaturité(成熟・分別)とは何かを示してくれたという知人女性10人を描いたエッセイ。ブルジョワ層の多い私立校ママ仲間が主だがシングル母も多く、仕事や育児に全力投球しつつ自身の人生を逞しく生きる姿は個性様々でみな魅力的。昔の可愛い女子アナイメージのせいか彼女の本は読んだことがなかったのだが、異国での大変な育児経験や細やかな人間観察眼、それこそ "matured" な大人の分別と寛容さを感じさせる視点はなかなか素敵で改めて見直してしまった。2017/05/23

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