アベノミクスの真実

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アベノミクスの真実

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344023741
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

内容説明

デフレの原因から脱却への道筋、未来予測まで。政権ブレーンが分かりやすく解説。

目次

第1章 これがアベノミクスの真髄だ
第2章 なぜ日本はデフレ国家になったか
第3章 アベノミクス批判に応える
第4章 私が見てきた社会主義経済
第5章 豊かな社会を目指して

著者等紹介

本田悦朗[ホンダエツロウ]
内閣官房参与。静岡県立大学国際関係学部教授。1955年和歌山県生まれ。東京大学法学部卒。大蔵省(現・財務省)で関税企画官や理財局国有財産第二課長を務める一方、外務省への出向期間も長く、在ソビエト連邦日本大使館二等書記官、世界銀行金融スペシャリスト、在ニューヨーク日本総領事館領事財務部長、在アメリカ合衆国日本大使館公使などを歴任。外務省欧州局審議官、欧州復興開発銀行(EBRD)日本代表理事、財務省大臣官房政策評価審議官などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

65
★★★☆☆アベノミクスは成功だとしか言いようがない。株価を上昇させることによって企業の資産が増え、さらに商品が売れるので、設備投資を増やし、当然、企業の人員も増やす。それによって失業率が下がった。さらに、賃金も徐々に上昇する。実質賃金というのは物価が上がって時間をおかないと上がらない。物価が上がるということは商品の値段が上がり企業の収益が上がる。企業の収益が上がれば、賃金が上がるのだ。円安になることによって輸出企業が活性化される。原材料の価格は上がるもののそれは国内の経済活性化によって中和される。2016/09/25

佐島楓

48
この国の経済は、もはや理論どおりにはいかないものに変わってしまった。経済的弱者は、どうあがいてもない袖は振れないのだから致し方ない。経済政策をすべて否定はしないが、社会保障に充分な財源を割いてほしい。2016/07/12

すしな

10
017-20.インフレよりデフレの方が物の値段が下がるのでマシだと思っていたのですが、企業でも個人でも未来の値段が下がると思うと今はお金使わないでおこうってなりすもんね。それで、ますます物が売れなくなって結果として収入も減るということでどんどん悪循環にはまっていくんだなぁと。結局デフレで誰が得するかを考えると、すでにたくさん退職金をたくさんもらって、今後は収入があまり見込めない人達なんですよね。2020/10/24

脳疣沼

6
投票日まであと二日と迫った今、この本を読むことは有用だろうと思う。世間ではアベノミクスの評価で二分されているが、今、この本を読むと、アベノミクスはやはり評価せざるを得ないと思う。理論通り、予想インフレ率はプラス一%~二%に上がり、実質金利が下がり、貸出も増えていることが、最近の経済データから明らかになっている。誤算としては消費増税の影響が大だったことと、輸出が伸びていないことあるが、輸出の方はここ最近円安が進行した結果、伸び始めていることも確認できるので、理論に近づいていると思う。2014/12/12

かぉ

4
経済に疎い自分がアベノミクスについて初めて読んだものとしては、難しいと感じたところもあるがちょっと調べれば理解できる。安倍首相公認という言葉に釣られて購入した。賛否両論あることは横に置いといて、第二次安倍内閣の経済に対する考えが理解出来たし、デフレ脱却・2%のインフレ目標について単純に勉強になった。今後ニュースで疑問に思う事があればこの本を取り出してきて再度確認するにはいいと思う。アベノミクスについての別の書籍や反アベノミクスの書籍も読んでみたいと思わせてくれた。2014/01/13

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