内容説明
社長って、どんな仕事しているか知ってます?脱サラから会社経営までの裏事情を独特の視点で綴る爆笑とめまいと冷や汗の「創業の手引き」。リアルで笑えてタメになる仕事&経営論。
目次
1 「きみはそれでも会社を辞めて独立すべきか?」編(孤独なB級スターの道をとる覚悟はあるか?;「自分の専門って何だっけ?」という壁への傾向と対策 ほか)
2 「ひとたび会社を創業したら起きてくる色々なこと」編(家庭教師的職場のリスク;見積もりのしかた ほか)
3 「商品作りは自分と向き合うこと」編(創業者が付ける自分の肩書き;新ビジネス参入の傾向と対策 ほか)
4 「社員という名のアカの他人が入ってくると起きること」編(言葉が通じないという風景;新人類の「次の次」の人たち ほか)
5 「大きくなってわかる会社の不思議」編(公開していい企業、いけない企業;取締役会って何のためにあるんだっけ? ほか)
著者等紹介
斎藤由多加[サイトウユタカ]
ゲームクリエーター。(株)ビバリウム代表取締役。ゲーム作品「シーマン―禁断のペット」「ザ・タワー」「大玉」などで文化庁メディア芸術祭をはじめ、国内外で受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
27
社長はこんなことを考えているのかと社長の目線がわかる内容。一発当てるゲーム作りの世界もすさまじく厳しい。2018/07/21
まろんぬ
2
ハンバーガーを待つ3分間の値段、とはまた一味違った独特の斎藤由多加の感性。経営者としての組織のマネジメントや(内向き)、新しいアイデアの創造(外向き)のためにどのような考え方を持っているかという教訓が面白かったり。2020/05/13
ishicoro
2
起業を考えている人だけでなく、管理職的立場としてもいい視点が持てる内容。常識にとらわれずモノゴトを一歩引いた視点で見れる著者の特徴がよくでてますね。規模の拡大時に駐車場やオフィスの通路などの30%程度の空間を無駄と考えるのか必要と考えるのかと言う例、社長になってもプロダクトに対する手触り感を無くさない点などは参考になります。パチンコのチューリップに入らなかった玉を全て受け止めるのも社長業と言う例えがありましたが、こう言う雑務も嫌にならずにがこなせる強い願望があってようやく社長業や管理職が務まるのかなと。2019/03/01
ハザマー
2
携帯電話で自分の今いる場所を上手に伝えられない人。 質問した内容と答えが微妙にずれている人。 知らないと言えない人。 この3つが社員採用のポイント。 なるほど@@2014/08/10
風竜胆
2
綴られているのは、会社経営のこと、仕事のこと、社員のことなど多彩に渡るが、時折ぼやきのようなものも聞こえてきて、これがとても面白い。2012/12/02