内容説明
「この役立たず!私のために、殉職しなさい!」ドSで猟奇趣味の美人刑事・黒井マヤ、今度は東京へ。マヤを「姫様」と呼ぶ、「ドM」なキャリア刑事も登場。
著者等紹介
七尾与史[ナナオヨシ]
1969年6月3日、静岡県浜松市生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞で最終選考に残った『死亡フラグが立ちました!』(宝島社文庫)で2010年7月にデビュー。『ドS刑事風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』(幻冬舎刊)がベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
110
やはり今回もドSとゆうよか猟奇趣味って感じでした。クイズ番組の出演者が殺させたことから話が発展していきました。登場人物のキャラが濃くて、その辺も楽しめました。2013/03/17
ダイ@2019.11.2~一時休止
100
ドS刑事その2。相棒が一人増えてようやくドS刑事っぽい箇所も出てきましたね。犯人の心理がちょっと怖いです。2019/08/13
ひめありす@灯れ松明の火
99
東~ネクロフィリアお嬢様刑事黒井マヤ~、西~チワワinドーベルマン一応東大卒刑事浜田~、行司はもうぶっちゃけかかわりあいたくないぜ静岡県警刑事お代官様~、見合って見合って~、はっけようい、残った!!というのは冗談で、今回はドS刑事VSドM刑事でした。フォリ・ア・ドゥが一応事件のカギになっていますが、殺人をするとか自殺するとか、そういう強い倫理要綱に触れるものは人から伝播する精神疾患ではそこまで落としきれないと思うのですよ。絶対自分の中の正義感とか倫理感とかが、ちょっと待てよとなるはずなのです。そこが不思議2013/01/28
ひでちん
58
第1作よりも、より凄惨且つ残忍な連続殺人でした。 ただ、[山手線探偵]を読了した時も感じた事が、事件の内容や背景・手口等が残忍な描写でも、七尾氏の文面は不思議と違和感や嫌悪感無くあっさりと受け入れられるんですよねぇ‥ ホントに不思議‥‥主人公や回りの主要人物のキャラ設定に魅力があるから、それらに惹かれて事件の凄惨さが霞むのかな??(笑) どちらにせよ、内容が鬱々とした物であるにも関わらず全く胃もたれする事無く読了出来るのは、筆者の高い筆力の賜物なのは間違いありません。 浜田君生きてて良かった(笑)2021/05/14
風里
57
確かにフォリ・ア・ドゥ。 だけど気持ち悪くて描写はとばし読みした。 浜田くん災難だなぁ。2012/11/15