内容説明
危機管理に不向きな内閣のときに大事件・大事故は起きる。前著『彼らが日本を滅ぼす』に記して一月半後の3月11日、不幸にも予言は的中した。なぜ、被災地支援は進まないのか?なぜ、原発事故の対応は後手後手なのか?なぜ、これほど権力に執着するのか?現内閣の所業、真の日本再生プランを徹底検証。憂国の遺書第二弾。
目次
第1章 ドキュメント東日本大震災(地震発生当日;原子力緊急事態宣言の発令 ほか)
第2章 危機管理の検証(なぜ「安全保障会議設置法」と「国民保護法」を適用しなかったのか;大島三原山噴火・全島避難を忘れたのか ほか)
第3章 「彼ら」にはびこる信条・発想の欠陥(農耕民族と狩猟民族の危機管理のちがい;菅総理の驚くべき安保オンチ ほか)
第4章 「治安」「防衛」「外交」の政策提言―今、やるべきこと(民主党は安全保障政策を;治安対策 ほか)
第5章 再生日本の行方―真のリーダーを求めて(谷垣総裁の「宋襄の仁」;ヒトラーが登場する前に ほか)
著者等紹介
佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。以来約35年にわたり、警察・外務・防衛各省庁や内閣安全保障室でわが国の危機管理に従事し、東大安田講堂事件、連合赤軍あさま山荘事件などの事件処理を指揮。89年、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。「危機管理」という言葉のワードメーカー。第54回文藝春秋読者賞、第48回菊池寛賞、第22回正論大賞受賞。2001年勲二等旭日重光章受章。危機管理に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1962
さきん
トラビス
あじさいかあさん
0717