内容説明
今の基準(20ミリシーベルト/年)は、安全か?危険か?事故の責任、1ミリシーベルトvs100ミリシーベルト問題、激突、対立しっぱなし。
目次
第1章 原発事故の責任は誰にあるか
第2章 「1ミリシーベルト/年」問題
第3章 「原則」か「現実」か
第4章 専門家の意見はなぜ分かれたのか
第5章 原発の安全問題と将来
第6章 個人の健康と社会の復興
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、代々木ゼミナール講師、常葉学園大学教授などを歴任。政治思想、法制度論、経済分析、社会時評など多くの分野で評論家として活動。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本初の民間人国家戦略家として研究、執筆、講演活動を精力的に行っている
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎学科卒業。専攻は資源材料工学。卒業後、旭化成に入社。同社ウラン濃縮研究所所長在任中、世界で初めて化学法のウラン濃縮に成功し、日本原子力学会から最高の賞(平和利用特賞)を受賞。放射線関係では第一種放射線取扱主任者など広い分野の原子力実績を持つ。名古屋大学大学院教授を経て、現在、中部大学総合工学研究所教授。内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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タックン
4
”ケンカ対談”とあったので買ったのですが、学者である武田先生はいたって冷静で、何か勘違いされないように話を進めているように思えた。副島先生は、”まずはうたがってみる”の姿勢から、自分なりの人脈をつかわれて結論を導くという”ホントのデータ”のような気がした。机上の理論ではなく、足で出向き、確かめる副島先生の姿勢に感銘をうけました。ただ、本の内容はずっと、平行線のままな感じでした。もう少し、武田先生の人間味を期待しましたが、それは叶いませんでした。2012/08/13
はる
4
考え方は人それぞれですね。2011/08/12
Hiroki Nishizumi
2
対談を書き起こしただけなので、内容としては少々物足りない。また話が噛み合ってないところが多すぎる。本にすれば良いってわけじゃないでしょ、副島先生。武田さんの発言の方が参考になったし・・・2014/04/30
MG
2
通常の対談であればお互いのインタビューのような予定調和系が多いですが、本書は全く予定調和ではありませんでした。原発問題であるからこそ予定調和ではない点が興味深かったです。2014/02/09
akira9017
2
終始、かみ合っていない。思っていた内容と違った。2012/05/10
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