内容説明
人生の悲惨が豊かな実りに変わる。四千年の英知を読む―大ベストセラー『超訳ニーチェの言葉』に続く、心揺さぶる金言集。
目次
人生の苦難と果実(悲しみに流されるな;決して裏切らない希望 ほか)
善と悪と愚(野に咲く花ほどもはかない;人生の始まりは泣き声 ほか)
愛とは何か(もし山が動くとも;パンと愛はふくらむ ほか)
永遠に生きる(悲しむ心にワインを;この世の初めからあるもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永野芽郁そっくりおじさん・寺
36
『超訳 ニーチェの言葉』のヒット以来、同工異曲の超訳本が今なお出ているが、これはその元祖のニーチェ本を監修した超訳名著の本家である白取春彦による聖書語録。私自身はどちらかと言えば仏教の徒である。昔読んだ太宰治の小説に聖書からの引用があり、少し興味があるくらいだ。聖書自体を読む気はしない。そんな私にちょうど良い本だった。仏教は「独り犀の角の様に歩め」と孤高である事を推奨するが、キリスト教は「独りよりも二人がよい」「なぜ別の女を見るのか」等、二人推進派なのが面白い。結婚式に持ってこいなのがわかった。2015/03/04
江口 浩平@教育委員会
4
超訳ニーチェの言葉が個人的にとても好きだったことと、世界一知名度の高い書物である聖書にはどのような教えがあるのか知りたかったことから読んでみた一冊。読後一番感じたことは、【謙虚であれ】ということ。以下引用。「神はすぐれた者ではなく、愚かな者を選んだ。自分には知恵があると思っている人々を辱めるために。自分は強いと思っている者を恥じ入らせるために、神はまた弱い者を選んだ。神の前で、どんな者も誇らないようにするため」2015/12/09
海(カイ)
4
理解できるところもあったけど、よく分からないところもあり…(^_^;)。 聖書って奥が深いのかなぁ。2012/05/29
アステア
1
メモ/他人についてあれこれと言う者よ、他人についてあれこれと評価したり非難したりする者よ、おまえには弁解の余地などない。他人をあれこれと言うことによって、お前は自分をも裁いていることを知らないのか。2022/05/31
KO-HEY
1
超訳シリーズにはまってニーチェ、仏陀に続き、聖書の言葉も読了。さほど良い言葉はありませんでしたが、聖書というものに触れてみたい方にはオススメです。2018/01/22