内容説明
“首夢”の世界から、やっとの思いで抜け出した凪浜そよか。しかし現実世界では、仲間をかばい首を刈られた月宮かぐやに死が迫っていた。「必ず救ってみせる!」。そよかは、再び“首夢”の世界に向かう。そこで知った、夢屋敷に纒わる哀しい運命を背負った女の存在…。夢屋敷の主人・岡田順子とは何者なのか?なぜ命がけのゲームが行われるのか?ついに“首夢”の秘められた真実に迫る。
著者等紹介
上甲宣之[ジョウコウノブユキ]
1974年生まれ。大阪府出身。立命館大学文学部卒業。元ホテルマン。『そのケータイはXXで』が、第1回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉として刊行されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そのぼん
13
ひたすら逃げ回るストーリー展開…。かなり癖のある作品なので、好き嫌いは分かれると思いました。次回の作品て全ての決着がつく…のでしょうか。2012/05/13
maya(*ᴗˬᴗ)
9
面白すぎて、一気読みしてしまった!"逃走中"って、TVでよくしてるやつにゲームは似た感じだー!非現実的チョイグロホラーゲーム(笑)とりあえず、まだ続きがある!気になってしかたがない(笑)ラスト一冊読まなくちゃ!!2012/03/28
さこ@灯れ松明の火
6
開き直って二日目読了。とりあえず結末早く!と思って読み進めた。各々キャラが個性的過ぎて(サバイヴもか)たまに笑ってしまう。他の方も言ってますがアニメで見たい。結構グロテスクな事になりそうだけど。さて次行こう2011/02/17
寒っ!!
5
なんか中二病チックの痛々しい内容に感じてしまう。あっさりと読めるところはいい。2018/12/18
ササキマコト
5
本作単体での面白さは、個人的には可もなく不可もなくでした。疾走感とB級っぽさは相変わらずで楽しめましたが、あまりインパクトは強くありません。謎は、ちょいちょい解明され始めていますが、クライマックスは、まだ先な印象です。とはいえ、次作が完結編ですからね。三部作の二作目と考えれば、仕方ない面もあるでしょう。2016/06/21