内容説明
風花、牛馬冷やす、雨乞虫、星の嫁入り、水温む、八百万の神、かなかな…。ふるさとのあたたかな情景と美しい日本語。
目次
稔りの章(瑞穂国;田毎の月 ほか)
せせらぎの章(雪消の水;あしたか ほか)
日溜まりの章(雪間草;土の筆 ほか)
木漏れ日の章(春の女神;田打桜 ほか)
暮らしと祈りの章(年神様;月の舟 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おっくん
5
やっぱり人間はもっと自然と共存する努力が必要ですね。自然から産み出された言葉は美しく趣があります。2013/07/03
けんとまん1007
5
「ことのは」第2弾。今度は里山。言葉に関する感想は前作と同じ。それにしても、この里山の美しさはどう表現したらいいのだろうか。もちろん、モチーフは里山自体だけでなく、そこに生きるものも含め、いろんなものがあって、それもまた楽しくもあり興味深いものもある。里山の荒廃が言われて、世間の注目も一時あったように思うのだが、それも、熊の出現の頻度にあわせて・・・・のように思っている。森林整備活動で森の入っているので、里山に対する思いも大きくなってきている。次の世代に渡すべき大切な資産だと思う。2011/06/27
Yuyu
1
フルカラーで写真がたくさん。聞いたことあるけど、意味はよくわからなかった言葉など・・・2010/05/04
こんぺいとう
0
なにより写真が綺麗でうっとり。日本語の奥深さを感じる一冊。(TωT)2015/08/29