内容説明
暖流と寒流が浮き沈みしながら大循環する海流図とそれに沿って隆起した地形を見せる深さ4,000メートルの海底地図が教える、温暖化のメカニズム。緑に恵まれた日本と世界の緑の減少が一目で分かる樹木被覆地図、世界が抱える貧富の格差を浮き彫りにしたインターネット普及分布図…。地図は、目には見えない「正確な地球の姿」を映しだす。グローバリズムを地図から読み解けば、激動の世界を生き抜くヒントがある。
目次
いま世界とどのように向き合うか
水の惑星―地球
融け続ける氷河
南と北の森林に危険信号
人口増と都市化―先進国対途上国
24億人の変身―中国・インドの行方
「都市の鉱脈」とは?―レアメタル不足に対処
偏在する水資源
世界最大の債権国の中身
マルコ・ポーロからコロンブスへ―冒険家の系譜
個人のグローバル化
リーナスの流儀―おもしろいことを共有する
PISA―15歳学力調査について
15歳のやる気―最年少エコカー・ドライバー
「地球地図」始動―164ヵ国16地域参加
地図への招待―マップ・セレクション
著者等紹介
正井泰夫[マサイヤスオ]
立正大学名誉教授。日本国際地図学会元会長。1929年、東京生まれ。53年、東京文理科大学(現・筑波大学)卒。60年、ミシガン州立大学大学院博士課程修了、地理学博士。62年、東京文理科大学理学博士。お茶の水女子大学教授、筑波大学教授、立正大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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