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内容説明
「この絵はレオナルド・ダ・ヴィンチの作品かもしれない」一九九八年十月、フランスの小さな村・ラロックの骨董品店で三人組の男性が一枚の絵を購入した。彼らは約三万円で買ったこの絵に『ラロックの聖母』と名づけた。黒く煤けた汚れの下から浮かび上がる聖母子像が、彼らの好奇心を掻きたてたところからこの長い冒険は始まる。専門家たちは絵を前にして悩み戸惑い、科学者たちは新たな発見、追究に胸を躍らせる。本書では、それらの謎が薄皮を剥ぐように明らかになっていく様子を追いかけた。果たして、この絵を描いたのはダ・ヴィンチなのか。
目次
第1章 奇跡の大発見『ラロックの聖母』
第2章 レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯を辿る
第3章 専門家たちの反応
第4章 見えてきたいくつかの謎
第5章 現代科学が教えてくれた『ラロックの聖母』本当の姿
第6章 『ラロックの聖母』は、本当にダ・ヴィンチの絵なのか?
第7章 『ラロックの聖母』を観た七人の日本人