内容説明
子どもたちがみなガンダムにハマっていた1980年代前半。「ぼく」はひとつの嘘をきっかけに、激しいいじめにさらされていた。盗んだガンプラをいくつも貢がされ、「人間狩り」という名のリンチに苦しめられる毎日。そして35歳になった僕は、友人の息子の自殺をきっかけに、子ども時代を遡る旅に出る。大人になり、親になっていたかつてのいじめっ子たちと再会し、胸に込み上げる複雑な感情。僕たちの「答え」は見つかるのか―。
著者等紹介
岸川真[キシカワシン]
1972年長崎県生まれ。山口大学人文学部中退、日本映画学校卒。助監督、編集者、シナリオライターを経て作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tundokudake34
1
特A2009/08/01
ドラ
0
イマイチ。ほとんど子供の頃の話で、いじめの話が中心。2016/10/03
のうみそしる
0
子供と学校のリアルな感じ。ガンダムの悪い影響。みんな考え考え大人になるのね。2012/08/15
zanta
0
実話を元に、ということで。弟の小学校時代のご自分の価値観を押し付ける教師の事を思い出した。自分の恩師のことよりよく覚えている、ってすごいかも。私の小学校時代、心臓が悪い同級生がいたのだが、アンタッチャブルな感じでイジメなんてとんでもなかった。でももう一歩近づいて行けなかったのも彼女にとってはシンドイ事だったかもしれない。幼かった昔の一人一人に会って話をしたい気持ちになった。2012/06/20
ジョン・テンダ
0
主人公の心の中でオールナイト時代のビートたけしが言いたい事を代弁してくれるとこにグッときた。2009/11/21