内容説明
子どもたちがみなガンダムにハマっていた1980年代前半。「ぼく」はひとつの嘘をきっかけに、激しいいじめにさらされていた。盗んだガンプラをいくつも貢がされ、「人間狩り」という名のリンチに苦しめられる毎日。そして35歳になった僕は、友人の息子の自殺をきっかけに、子ども時代を遡る旅に出る。大人になり、親になっていたかつてのいじめっ子たちと再会し、胸に込み上げる複雑な感情。僕たちの「答え」は見つかるのか―。
著者等紹介
岸川真[キシカワシン]
1972年長崎県生まれ。山口大学人文学部中退、日本映画学校卒。助監督、編集者、シナリオライターを経て作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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