私の好きな日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344015838
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

内容説明

今の日本人、今の私たちを形作った原理とは一体何なのか?「希望」と「自信」が沸き立つ人生の教科書、鮮烈の全十章。

目次

日本武尊―自己犠牲に徹した建国の英雄
織田信長―歴史を変えた本能的合理主義者
大久保利通―新生日本を創り上げた理の人
広瀬武夫―軍神
岡本太郎―自由と奔放の魅力
賀屋興宣―巨きなリアリスト
横山隆一―小さな巨人
五島昇―本物のダンディ
小林秀雄―無類な自由人間
奥野肇―感性における真の師

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞。翌年同作品で芥川賞を受賞。著書に『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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npu

3
本著のあとがきに"私がここで描いた、私にとって巨きな、というより、私が好きでたまらない日本人達は実は今の日本を作り、今の私をも作ってくれたのだ。"とある。好きな人のことを語るときは何とも言えぬ快感の下、軽度の興奮状態になるものだが、活字からそれが滲み出るというのも珍しい。最も印象に残った人物は賀屋興宣。幽閉の身となりながらも、戦犯に対する数々の援助策を施す氏の生き様に心を打たれた。2010/10/05

ゆうぼう

2
わたしの好きな日本人は誰だろう?子供のころに伝記や英雄伝説なるものに親しんでいなかったこともあり、ぱっと浮かんでこない。自分の勉強不足もそうだが、やはり小学校、中学校でしっかりと教えないといかんな。週1限でも年間30人は教えられる。これが9年間で270人。是非文科省にはお願いしたいところだ。2022/02/23

Worldさん

1
戦中に上流階級に生まれた経験と豊かな交友関係の記録を読むことができる。鎌倉の文芸倶楽部の話とか当時経験した上で思い出として語れる人なんかどれほどいたのか。存じ上げなかったが、賀屋興宣氏の壮絶な人生びっくりするな。そして、そのような人から目をかけられていた慎太郎氏の傑物さにも驚く。2024/03/09

Long Tail

1
大変気になる個性の慎太郎氏が選んだ10人に対する解説をとうして日本の歴史に興味が増えた。 彼の博学には脱帽するが、自分との違いを強く意識させられる存在だ。慎太郎氏は何くそというよい刺激を受ける個性に違いない。2008/12/03

ひろただでござる

0
図書館本。好きな人を悪しざまに言う人はいないと思うので感想カット…。ある人の項で水上勉が小林秀雄に絡まれて正座して泣き出してしまったそうな…小林秀雄ひでぇなぁ…と。2019/02/12

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