内容説明
ホノカア村で、映写技師としてアルバイトをすることになった大学生の玲雄。扱いにくい映写機と格闘し、アイスクリーム屋の美少女に一目惚れ。散髪屋で変な髪型にカットされてしまったり、酔っぱらって半裸で車の屋根に登り『ラヴ・ミー・テンダー』を歌う。そして、何よりも忘れられないのは日系人のおばあさん、ビーさん。毎日おいしいご飯を作ってくれ、包み込むような愛情で優しく見守ってくれた。大親友になった彼女との思い出は、今も一番星のように心の中で輝いている。
目次
9月
10月‐11月
12月
著者等紹介
吉田玲雄[ヨシダレオ]
1975年5月27日東京生まれ。高校卒業後渡米。写真家ラリー・サルタンやピート詩人マイケル・マクルーアのもとで学ぶ。93年、2003年、コムデギャルソン・オムプリュスのパリ・コレクションにモデルとして出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香織
3
ユーモラスな会話が、ほのぼのとしていて楽しい。ビーさんがお料理上手で、「食べに来なさい」と言っていつも美味しい食事を作ってくれる。 映画もたくさん出てきて、知らないものばかりなので、観たいと思った。 太陽と、海と素朴な人々。ハワイで暮らしてみたくなった。2011/12/22
Ma_rina
2
なんて素敵な経験。羨ましくなってしまうな。 アイスクリーム屋の看板娘とのやりとりも、キュートで憧れる。 ホノカアの映画館行ってみたい。2014/11/06
ドリー
2
次は映画を見よう。これは実話なのでしょうか?映画のリール缶がでてきたりする場面では(映画館が舞台になっているし)ニューシネマパラダイスを彷彿とした。その他、たくさんの映画が話に出てくるので、手元に持っておきたい一冊。素敵な素敵なビーさん84歳、最後のページでは泣けた。2012/01/25
ぱんだちゃん
1
ハワイの良さ満載。登場人物がみな個性的なんだけど、皆あったかい。田舎はいいなあ2009/12/21
ぎんちょさんちょ
0
とにかくうらやまし過ぎる。人生においてかけがえのない出会いや、経験をハワイ島でできるなんて。 ホノカア行ってみたい。3カ月も滞在したい。ビーさんみたいな素敵な人に出会いたい。2015/04/29