内容説明
各界著名人が愛してやまない、当代最高の割烹「京味」の主人による待望の「家庭料理」のバイブル。
目次
和え物
煮物
焼き物・揚げ物
鍋物・汁物
ご飯物
甘味
著者等紹介
西健一郎[ニシケンイチロウ]
昭和12年8月8日、料理人・西音松の四男として、京都市に生まれる。京都の名店「たん熊」に修業に入り、30歳で独立、東京新橋に「京味」を開店する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
16
日本を代表する料理屋さんのひとつ、京味。店主西さんの食べ物へのことばが各ページにぽつりぽつりと添えられている、素朴で家庭的なおばんざいの本です。最初は(なんだ、地味な本だなあ)と読んでぽい、としようとしたのですが(図書館放出本)、2度3度と読み返すうちに面白くなりました。辻嘉一さんとはまた違った味わい。とっておこうっと。2016/05/23
jjm
5
美味しんぼにも登場しており、いつかは行ってみたいと思っていた京味 西健一郎さんのレシピ本。昨年亡くなったとネットの記事で読み、どのような料理を作られていたのか気になり購入。調味料はほぼ出汁、醤油、塩のみ。やはり出汁は料理のの度に丁寧に作らないといけないことを痛感。使った昆布や鰹節は佃煮にして無駄にしないとも。2020/03/13
misui
4
昔ながらの家庭料理の凄み。2024/04/11
yomite
3
既に4月に読了していました。感想を残すの、忘れてました。→肉や卵や牛乳が贅沢品だった頃、日本のお母さんたちは、野菜や魚だけで、おいしい食事を作っていたはずです。日本のおかずは、そのまま野菜中心です。油も控えめで、日本人には、よく合っていると思うのです。近くにある旬の材料で、そういう昔ながらのおかずを、ささっと作れるようになりたいなぁと思います。→大切にしたい本です。2010/12/28
fumi
3
いわゆる『料理研究家』の創作料理本を渉猟したあとこの本にたどりつくと、材料、殊に調味料のシンプルさに驚く。だし、醤油、砂糖、以上。でもってめっぽう美味しい。これか、これなのだな。おじゃこと唐辛子の炊き合わせ、お揚げの甘煮、鯛茶漬け、美味しゅうございました。2009/11/10