内容説明
人生の彩り、移ろう歳月…1ページ開くたびに、心が晴れわたる。深い癒しの言葉の数々にベストセラー『花おりおり』の写真家が一瞬の自然の美をそえる。
目次
花の心(雨に咲く花;ニセアカシア ほか)
花の詞(白い花明かり;菜の花 ほか)
花の時(雨降り花・日照り草;スミレの花 ほか)
花の移(うつろい)(春秋の争い;一蓮托生 ほか)
著者等紹介
倉嶋厚[クラシマアツシ]
1924年、長野県生まれ。理学博士。1949年、気象庁に入り、札幌気象台予報課長、鹿児島気象台長などを歴任。1984年よりNHK解説委員としてテレビ番組の気象キャスターを務める。現在はフリーの気象キャスター、エッセイストとして活躍中。第1回国際気象フェスティバル(仏)・ベストデザイン賞・日本放送協会・放送文化賞、日本気象協会岡田賞、日本気象学会藤原賞受賞。勲三等瑞宝章受章
平野隆久[ヒラノタカヒサ]
1946年、東京都生まれ。植物写真家。日本写真家協会会員。中学時代よりカメラに興味を持ち、庭に咲いている花の撮影をはじめたのがこの世界に入るきっかけになった。写真展など開催。現在、群馬県嬬恋村のスタジオを拠点に撮影をしている。植物を中心に日本の四季折々の自然の姿を撮影し、図鑑や雑誌などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椎奈
11
【図書館本】いろいろな花に対して、文を書いている倉嶋厚さんなりの解説や考えが書かれている。知ってる花から知らない花まであって、なるほどなーと思う話がたくさん。文もいいけど、やっぱり写真。風景とか自然を撮ることが好きなわたしにとっては、とても目で楽しめる本。こういう綺麗な写真撮りたいなぁ。2015/08/28
なつき
1
『花の季節ノート』読了。花と季節へのあたたかいまなざしと、ある種の愛情がとても感じられる一冊でした。花の写真を並べ、その横にコラム的な文章をそっと添える。写真も、文章も、そこにある風情を目を細めて見ているような印象を受けました。花もこう見ると、きれいなのね、あらためて。2018/11/30
maturi
0
こういう本好き。2012/03/19
こむぎ
0
花にまつわるエッセイに素敵な写真が添えられています。毎日寝る前に少しづつ読みました。一日の疲れがすっーと消えていくよう。季節のある日本でよかった。2010/05/13