内容説明
あやのが一番好きなもの、それは「演劇」だったんだ！学習障害が原因で友達ができず、いつもひとりぼっちの娘・あやののため、二人の息子と共に親子四人で創った「劇団きらきら」。母娘のささやかな願いから始まった小さな劇団は、いつしか多くの仲間たちの夢と希望に変わった―。第１回感動ノンフィクション大賞大賞受賞作。
目次
娘は学習障害児
娘に演劇を！
私と演劇との出会い
ひとりぼっちの子育て
新しい環境での再出発
親子劇団誕生
障がいのある子もない子も共に演劇を！
ぼくたちのトゥモロー
娘の歩む道
初めての自主公演
涙の夏休み公演
テレビに出たよ
巡回舞台公演の日々
無料公演の意義
五周年記念公演
それからの「劇団きらきら」
青年部の誕生
青年部の初舞台―年齢別リレー公演
著者等紹介
田中靖子［タナカヤスコ］
１９５６年北海道生まれ。長女が小学校に入学する時、学習障害児と診断される。いつもひとりぼっちの娘に、大好きな演劇を思う存分やらせてあげたいという思いから、二人の息子と共に母子四人で「劇団きらきら」を結成する。小さな劇団は、周囲の理解や賛同を得て、次第に活動の場を広げ、現在では団員五十人を抱えるまでに成長。今年創立八周年を迎える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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