内容説明
営業開始から１０分で予約が埋まってしまうそんな「怪物のような風俗嬢」が誇る究極のテクニックとは？ソープランド、ヘルス、ＳＭ倶楽部、出張愛人…。風俗のフルコースを体験した“落ちこぼれ風俗嬢”が性のタブーに迫る、赤裸々なノンフィクション。
目次
亜美（２４）／ファッションヘルス・横浜―その時間だけはお客さんと本気で恋愛しますよ。遊ぶルールがあるにしろ、本気でしてあげるし、本気で感じたりもするし。
詩織（２６）／ソープランド・ススキノ―お客様が何を求めて遊びに来たのか瞬時にわからないと。「疲れているなぁ」とか、逆に「今日はエロモードだな」とか。
奈緒（２７）／ソープランド・雄琴―最初から媚びないんですよ。むしろ少しずつその人の弱いところを見つけて入り込む。ちょっとした駆け引きなのかもしれない。
麻衣（４５）／ソープランド・吉原―お店替わる時は、それまでのお客を全部置いてきちゃうの。だって自分の実力がわかるから。
葵（４２）／ソープランド・雄琴―お客様に身体を密着させて洗うんだから、どうしてもアソコが当たっちゃう。この時「恥ずかしい…」とならなかったら、相手には新鮮さを感じさせられないよね。
著者等紹介
酒井あゆみ［サカイアユミ］
１９７１年福島県生まれ。上京後、１８歳で風俗の世界に入り、ファッションヘルス、ＡＶ女優、ホテトル、性感マッサージ、契約愛人業などを経験する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
14
最後に「なお、文中に登場する風俗嬢の個人名は仮名、店名はイニシャルにさせていただきました。」とあるが、亜美・詩織・奈緒・麻衣・葵の誰が「仮名」表記だというんだ？2012/10/21
drago ＠名人戦堪能中。
9
題名と中身がマッチしていない。伝説の風俗嬢を探すのではなく、全国有数の風俗街で新旧のナンバーワンの話を聞いているだけ。何かを掘り下げて真理に近づくほど高尚なドキュメントでもなく、全く心に響かない。単なる作者のマスターベーション。読む価値なし。 ☆★★★★2015/03/31
たんこ
3
伝説の風俗嬢。本当に芯からサービス業。お仕事するって大変です。ご家庭で何らかの確執がある人ばかりなのが気になりました、幸せになってもらいたいです。2010/07/30
海
2
著者は本当にこの手の聞き書きに向いていない。相手に好感を持てば良く書くし、嫌いなタイプだと相手を嫌な人間であるかのように書いてしまう。せっかくインタビューしたのに自分の葛藤を吐き出す描写にページを割く。オナニーみたいな本。2011/07/02
サラ．K
2
ナンバーワン風俗嬢を探すノンフィクションなのだが、けっこう作者の当時の生活や状況が多く描写されていて重い。肝心の風俗嬢たちも取材が足りているとは思えない。この本は著者が自分の中のこだわりやもやもやしたものを清算するために著したものなのかもしれない、と思う。2011/03/05
