内容説明
本書では、地図の裏側に見え隠れする驚きの真実や、想像できないスケールの自然現象など、世界地図にちりばめられた楽しさを、「地名」「国土の増加」といった厳選した三七のキーワードで紹介している。
目次
第1章 歴史を映し出す世界地図(偉人の眠る場所―歴史の舞台から消えた偉人はどこで眠るのか;冒険者―型破りな冒険者たちの知られざる足跡を追う ほか)
第2章 地図に秘められた不思議(地図の変遷―用いられる世界地図は時代とともに変わる;伝説―いまも語り継がれる伝説の地はどこにある ほか)
第3章 想像を絶する自然の営み(動物の移動―動物たちの大移動を目撃できる場所はどこ;珍しい生物―閉ざされた環境のなか進化を遂げた動植物 ほか)
第4章 思惑がにじむ地図の裏側(新しいルート―道路や鉄道の建設がアジアで着々と進行中;パイプライン―各国の思惑が織りなす資源を運ぶ輸送網 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フクミミ
8
面白かったけど2004年の発行だったので、情報としては古いかも。今じゃもっと変わっているだろうなぁ。最新刊を読まないと。2016/09/13
なつき
2
英国って実はいまだに7つの海を支配してないかしら(笑)いたるところにある英領に改めて往時の勢いを感じます。地図を見れば歴史が分かる、というのかどうか、国境線を追っているだけでも意外と面白い。2013/05/17
RuiRui
0
まあよくありがちな本だけど、オランダのバールレ=ナッサウという町は知らなかった。オランダの町の中にベルギーの飛び地がいくつもあって、その飛び地の中にさらにオランダの飛び地がある国境線だらけの町だとか。後は政治的な内容は若干今読むとさすがに古い。2016/02/23