雨の降る日曜は幸福について考えよう

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344006713
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

目次

1 幸福の法則(人生設計;生命保険;年金 ほか)
FAQ よくある質問とその回答(橘さん、あなたは誰ですか?;人生を金勘定で語るだけでいいの?;どうすれば経済的に成功できますか? ほか)
2 正しさの問題(年金制度を廃止しよう;国家に国民を保護する義務はない;貧しい者がより貧しい者を搾取する生活保護 ほか)

著者等紹介

橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。早稲田大学卒業。作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

29
この人の本を読むといつも本当に私って何も知らないナイーブなおバカさんだと思う。FAQコーナーがあり著者について前から疑問に思っていたことなどが解明?されなかったけど…2013/03/28

犬こ

22
淡々と保険、年金、医療、教育、不動産、市場経済について筆者の意見を語る一冊。明るい点があまりないので、少しダークな気分になるのはタイトルの含蓄しているものとマッチしている気が。しかし、現実や今後の展望において的を得ているところは多くあります。2017/02/04

ほじゅどー

19
★★★★★デモクラシー(民主制)は、参加者が自由に意見を述べあい、多数決で決める仕組みだ。五人の仲間で食事に行くことになったが、居酒屋かフランス料理かで意見が分かれた。いつもの3人が居酒屋を選んだとするとフランス料理を食べたかった2人も騒がしい店でチューハイを飲まなくてはならない。多数決原理では「多数者の専制」を解決できない。一方、私たちには民主制以外の選択肢はない。誰もが納得する決定は、王や神の命令ではなく「主権者」である国民から得るしかない。社会を構成する「多数派」の良識と公共心に期待するほかないのだ2016/08/06

ひと

15
良い悪いは置いておいて、暗い現実が淡々と、いつもの橘節で綴られています。ライフプランや保険、年金、不動産などへのスタンスはそれまでの著書のエッセンスとなっています。経済的自立への近道はほとんどないですが、制度上の歪みを捕まえられれば機会は高まるでしょう。そのためには、世の中の動きや真実を理解し、継続的にウォッチする必要があり、決して簡単ではありません。福祉という名の既得権保護、拡大システムには虫酸が走りますね。既得権から利益を得たいとは思いませんが、搾取される側にならないよう気をつけたいです。2016/09/19

ほじゅどー

14
★★★★★(再読)生命保険とは加入者のほとんどが保険金を受け取れずに損をするもの。厚生年金は損、国民年金は儲かる。人生最後の数日間の高額療養費の濫用で健康保険制度は破綻する。私立学校にある退学処分権のない公立学校は警察のない社会のようなもの。ローンを組んでマイホームを買った瞬間に負債が固定され、長期に渡る返済義務が発生し、多くの家庭が債務超過になる。投資とはリスクを購入し、それに見合う報酬を受け取ること。損しても誰も助けてくれない。老後は誰もが個人投資家。自由とは人生の選択肢があるということ。2024/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/508028
  • ご注意事項

最近チェックした商品